花の4組はどうなった?

還暦祝いをしてもらった翌日、7年ぶりに高校の同窓会があった。
今回の参加者は130名。
私は、会場準備と受付係を命じられていたので、3回目の「LA LA LAND」を観てから、少し早めに会場に向かった。
受付はクラス毎にいるので全部で8人。
14時半に受付が始まると、次から次に懐かしい顔がエレベーターから降りて来た…と言っても、9割は誰が誰なのかさっぱりわからない。
案内係の人間から「1年の時のクラスのところで受付してください。」と言われて、すぐに正しい受付テーブルに向かう者も入れば、「あれ?俺何組だっけ?」と言って、途方にくれている者もいる。
確かに自分自身も2年の時が何組だったのかは忘れている。

clasmate_20170325.jpg受付で、当時の集合写真から切り取った写真付きの名札をもらい、指定された席に座る。
会の進行は、事務局からの挨拶〜乾杯〜歓談〜出欠確認(集合写真)〜席替え〜歓談〜校歌斉唱〜解散。
出欠確認では、3人ほど来ていただけた当時の担任の先生が名簿を読み上げ、呼ばれた生徒が「ハイ!」と返事をして前に進む。
そして、クラスの全員が呼ばれたところで、集合写真を撮影するという流れだ。
8クラスあった学年には女子だけのクラスが2つあり、その中でも1年4組は「花の女子クラス」と呼ばれていたらしい。
進行役の幹事が言った。
「さあ、花の女子クラスがどうなったのか見てみましょう!!」
出席がとられ、全員が屏風の前に揃った。
「はい!!こうなりました。」
ウケた。

同じクラスの連中と話していると、みんなの雰囲気や性格、話し方が学生の頃と変わっていない事に気がついた。
卒業してから42年経つけど、それぞれが穏やかな生活を過ごしてきたんだろうなぁと思う。
自分はどうなんだろう?
少し不安になった。
次回の同窓会は3年後らしい。
今回集まった130人がもう一度集まれるよう、みんなの健康を祈りたい。