蒼い海を見に行こう 1日目〜恩納村〜

蒼い海が見たくなった。
成田から格安飛行機に飛び乗り、二日間だけ沖縄の海を楽しむ弾丸遠征をすることにした。

IMG_2104.jpg離陸した途端、隣の男性は寝てしまったので静かだけど、相変わらずLCCの座席は狭い。

この時期の沖縄は梅雨のまっただ中、天気予報を見ると晴れマークはゼロで、雲りと雨のマークだけが並んでいる。
しかし、沖縄の天気予報というのは首都圏の天気予報と違いあてにならない事が多く、曇りマークでも晴れていたり、雨マークでも一日中降っているという事はない。
もちろん、梅雨の時期は一日雨という事もあるけど、予報に曇りマークが混ざっている時は、意外に晴れ間があったりする。
この日も、天気予報は雨なのに、沖縄に近づくと慶良間の島々を見ることができた。
そして、雨予報の那覇空港に着いたら雨は降っていない…こんな感じである。

それにしても、最後に慶良間に行ったのは、すでに5年前。
いつかたっぷりと時間を作って、ノンビリ周遊してみたい。
慶良間ブルーは見れるのか?!

恩納村 名嘉真翌日の朝、恩納村名嘉真の海岸でカヤックを準備した。
なんと雲の切れ目から青空が見える。
今日は、適当な場所で海の中を覗きながら西海岸を南下し、路線バスを使って戻って来る計画。
たぶん、恩納中学校かタイガービーチ、もしくは仲泊辺りがゴールになると思うけど、もし途中のリーフが超えられなければ、もっと手前で終わりにするかもしれない。

沖縄 恩納村 西海岸風予報は、北東の風7メートル。
恩納村は風裏になるので問題なし!!
雲は高層にあるので、海の明るさはまぁまぁな感じ。

沖縄 恩納村 西海岸恩納村の海岸線は、すぐ近くを国道58号線が通っているけど、樹林帯が道路を遮っている所が多く、隠れ家のようなビーチがそこら中にある。
…にも関わらず、早い昼飯のために上陸したビーチは前回と同じ場所だった。

瀬良垣瀬良垣漁港のテトラポッドの横は三角波が立っていたものの、リーフエッジは穏やかで、安全に瀬良垣のイノーに抜けることができた。
ちなみに、瀬良垣漁港の隣にある瀬良垣島では、現在「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」の工事が行われている。
瀬良垣島には砂浜がないので、人口ビーチを作って2018年夏に開業するらしい。

瀬良垣瀬良垣ちょうど瀬良垣島とAqualuce Chapelの中間辺りにある溶岩でできた小さな無人島に上陸。
砂浜はこれだけ。
ゴツゴツした溶岩につまずかないようにしながら島の上に出て周りを見回すと、釣りをしているシットオンカヤックが2艇浮かんでいた。

万座毛万座毛万座毛ここから万座毛。
それほど高い崖ではないけど、迫力のある海岸線が2キロ近く続く。
一旦リーフの外に出なければならないので、途中にある砂浜には、よっぽど慎重にリーフを超えない限り上陸できない。

万座毛断崖もこの先で終わり。
リーフで立つ波に巻かれないように、タイミングを見てギシフ島のイノーに再突入する。

ギシフ島ギシフ島に上陸。
梅雨はどこかに行ってしまい、青空になった。

ギシフ島ギシフ島少しだけ散歩。
ギシフ島は泳いで渡れるくらい近いけど、陸続きじゃないのでプライベート感はバッチリ。

ギシフ島ギシフ島海の中を覗いてからビーチに戻ると、いつの間にか外人のファミリーとそのお友達が来ていた。
地元で先生をしているらしいけど、休みの日にこんなリフレッシュができるなんて羨ましい。
ちなみに彼が持っているのは「フリーブリーズ」という最新の高級スノーケルマスク。
見せてもらったけど、なんかおもちゃみたいだった。

ノンビリしてしまったので、ここでツーリングはおしまい。
前回と同じく恩納中学校の近くで撤収し、タイミングよくやって来たバスで出艇場所の名嘉真に戻った。
思いがけず青空になり、思い描いていた蒼い海が見れたので大満足。
欲張りついでに明日もいい天気になって欲しいけど…無理かな…。

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