旅立ち
6月10日 土曜日、今日は引っ越しのお手伝い。
なんと、娘と息子が同時に我が家を出て行く。
二人がアパートを探していると聞いた時は「大丈夫かいな?」と思ったけど、考えてみたら、自分もこのくらいの年(どのくらいの年?)には、家を出て独立したので、不思議ではない。
基本的には彼らの部屋の物を運ぶだけなので、荷物は多くない。
近所のレンタカー屋さんからハイエースバンを借りてきて、まずは息子の荷物を家族全員参加の流れ作業で積み込んだ。
特に危険な作業じゃないのに、なぜにあなたはヘルメットを被っているのか?
アッと言う間に積み込みが完了し、第一陣が出発。
練馬のアパートに到着し、初めて息子が暮らすことになる部屋を見た。
最寄り駅から自宅までの道のりには、スーパーマーケットや商店などがいくつもある。
どうやら冷蔵庫も大きめの物を買い、やる気満々で自炊するようだ。
午後からは娘の引っ越し。
これまたキッチリとハイエースに積み込みができて、三ツ沢のアパートに向かった。
娘が暮らす場所を見るのも初めてである。
こちらは、近所で食料品を買える店が「まいばすけっと」しかなく、やる気の無さがバレバレである。
しかも、駐車場は高くて借りられないとのことで、娘の車は我が家(私の家)に置きっ放しにする。
持って行ってくれれば、カヤックのキャリアを付けられるワゴン車でも買おうかなぁと企んでいたのに残念だ。
恐る恐る娘に聞いてみた。
「キャリア付けたらダメ?」
「いいよ」
なんと、スンナリお許しが出た。
娘も大人になったってことか…。
⇨さよならゴルフ
さて、人数が半減した我が家も7月末にはこじんまりしたマンションに引っ越しする。
昨年は、おじいちゃんおばあちゃんが住んでいた川崎の実家が無くなり、来月には21年間過ごした家を引っ越してしまうということで、子供達にとっては思い出のある場所が立て続けに無くなることになる。
息子は自分の部屋や家の様子をカメラに納めながら感傷にふけっているのに、娘はあっけらかん。
ふむ…どっちがどっちに似たんだろ?