雨を呼ぶ男
12月15日 土曜日、西伊豆に向かっている。
昨日は、金曜日にも関わらず山岳会からのお誘いメールをゴミ箱にポイし、まっすぐ帰宅。
お酒もほどほどにして早めに床についた。
それもこれも、土曜日の天気予報が「終日晴れで風も穏やか、何も心配する事なくカヤックに向かってください。」と言っていたからだ。(後半は私の中で付け加えられた予報)
ところが、国道1号線から、伊豆縦貫自動車道に入ると空の様子が変わった。
後方では富士山が朝陽を浴びて雄大に輝いているのに、前方は雲が広がり青空がない。
気温は4℃。
ふむ…と思っていると、今度は雨がパラついてきた。
まぁにわか雨だよね…と思い込もうとしていると、今度は音を立ててしっかり降ってきた。
松崎に到着。
雨は降り続いている。
ふむ…おかしい。
あらためてウェザーニュースを確認すると、いつの間にか予報が変わっていて、「晴れは午後15時頃から、スキンカヤックをする人はカヤックが乾かないかもねしれません。」と言っている。(後半は私の中で付け加えられた予報)
雨は止む気配がないので、駐車場から海が見える浮島に移動することにした。
浮島に到着。
小降りにはなったが、まだ雨は降り続いている。
傘をさして少し散歩してみるが、雨は止む気配がない。
あらためてウェザーニュースを確認し続けていると、雨予報は刻々と延長され「午前中はあきらめましょう。午後15時頃から晴れるかもしれないけど今日は一日中にわか雨に降られるかもね。へへ〜ん残念でした。」と言っている。(ほとんど私の中で付け加えられた予報)
気温の予報も外れていて10時を過ぎても6℃のままである。
たまには、寂しい冬の海でも味わってみる?…という心の片隅からの声には耳を塞ぎ撤収することにした。
先日も「一日中快晴」という予報の日に山に行き、ガスガスでしまいには雨も降ってくる始末。
私は雨を呼ぶ男になってしまったのかもしれない。そのうち嵐を呼ぶ男 石原裕次郎になってしまうのだろうか…。
それにしても、今年は海まで来て撤収という事が多い。