背中に日焼け止めはいらない 〜三戸浜から諸磯〜
11月10日 日曜日の早朝、ヨーグルトを食べながら風予報をチェックするのが毎朝のルーティンワーク。
昨日の夜見た時と変わらず、午前中はそこそこの風が吹く予報だけど、"とりあえず" 三戸浜に向かうことにした。
8時に三戸浜到着。なんだか沢山の車が停まっている。
カヤックキャリアの付いた車が少ないので、キャンプをしている人達の車らしい。
陸では風が吹いていないけど、海上はどうだろう…。
今年の5月に見つけたフロントデッキのスキンの破れは、ダクトテープだけでその場をしのげていたので、修理しないままにしていた。
ところが、先日の沖縄で他の場所にも破れを発見。
ポリテックシートは、破れた部分が広がってしまうみたいなので、さっさと修理した方が良さそうだ。
海上に出ると、しっかり風が吹いていた。
5秒で亀城行きを諦め、まっすぐ諸磯に向かうことにする。
バシャバシャの岩礁帯を避けて、諸磯に上陸。
日曜日だというのに、すれ違ったカヤックは一艇だけだった。
諸磯の地形は、二つの大きな台風があったせいで少し変わっていた。
さっそくおニューのウエットスーツに着替えて、暫しの水中散歩をするも潮の透明度はイマイチ。
シコクスズメダイ(?)の群れが目の前を通り過ぎたものの、あっという間にどこかへ行ってしまった。
今日のウエットスーツは、イギリスに注文してから"なんと!!" 3日で届いたビラボン -Billabong-。背中のファスナーが閉まらなくなったウエットスーツはお蔵入りした。
⇨背中に日焼け止めはぬれない
突然食べたくなったチキンラーメンで腹を満たし、日向ぼっこ。
たった2mmのウエットスーツ一枚だけでも寒くない。
帰り海(みち)、午前中で収まるはずだった北風はまったく落ちず、かえって風速を増していた。
時々やってくる大波に注意しながら岩礁帯の中を抜け、まっすぐ三戸浜を目指した。
心はすでに夕方の赤提灯に飛んでいる。