恐れる人、恐れない人

日本の国民は、世界で唯一コロナと最後まで戦うことになるかもしれない。

この1年間に政府がやったコロナ対策はこんな感じ。
- 2020年2月 習近平の国賓訪日にこだわった安倍晋三が中国からの入国制限を躊躇
- 2020年3月 安倍晋三の思いつきで事前の調整なく全国の小中高校に臨時休校を要請
- 2020年3月 族議員の息のかかった和牛商品券の配布(野党の反対で10万円支給に変更)
- 2020年4月 満員電車も止められない緊急事態宣言発令
- 2020年4月 ペーパーカンパニーから調達した布製で虫が混入している小さなアベノマスクを全世帯に配布
- 2020年5月 電通と結託して作ったインチキ協議会に業務を委託し中小企業及び、個人事業主に持続化給付金の給付
- 2020年7月 コロナが収束してないのに中間業者が儲けるGoToトラベルキャンペーン開始
- 2020年10月 コロナが収束してないのに中間業者が儲けるGoToイートキャンペーン開始
- 2020年12月 コロナの感染が急拡大しているにもかかわらず国会延長を拒否
- 2021年1月 飲食店だけを狙い撃ちにした意味不明な緊急事態宣言発令
- 2021年1月 感染経路や濃厚接触者の調査を放棄(神奈川、東京)
- ずっと なかなかやってもらえないPCR検査
ちなみに、安倍晋三のお友達に数百億円の税金を渡して造らせた感染症専門の大学「加計学園」は、この間何の発信もしていない。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、パンデミックである。
その対策を全て利権に絡めようとした政府は、どうしようもない「アホ政府」である。

世の中には「コロナは風邪みたいなもの」とか「PCR検査は無意味」などと言って全く怖がっていない人もいるし、緊急事態宣言下でも市中のデパートや観光地には沢山の人が出ている。
でも、私はコロナが本当に怖い。
人が集まる場所には極力立ち入らないようにしているし、いじめられている行きつけの飲食店や居酒屋を応援する時もお客さんの少ない時間帯を狙って行っている。

ギリギリまでオリンピック利権を手放したくない政府は、感染者数をコントロールし、徐々に少なくなるような発表をするだろう。
今でも、自宅療養を強制され放置された人が、そのまま自宅で亡くなるケースが頻発している。
PCR検査が抑制され、入院もできず、コロナと判定されることもなく亡くなってしまう人がどんどん増えるような気がする。
神奈川県、感染経路や濃厚接触者の調査を原則やめると発表(外部サイト)

政府や自治体が発表する数値を信頼できなくなった私は、今まで以上に怖くなっている。
ちなみに、「超過死亡率」は下記のサイトで見る事ができるが、これも政府機関の一つなので、眉に唾をつけて見る必要がある。
感染症疫学センター(外部サイト)


今回の "なんちゃって緊急事態宣言" はどう収束するだろうか?
そして、こんなアホ与党&アホ政府を持ってしまった不幸な日本国民はどうすればいいだろうか?
コロナを収束させるには、ニュージーランドや台湾がやってきたように、PCR検査の徹底とクラスター対策、それと医療体制の強化と医療従事者への支援しかない。
しかし、具体的な対策がゼロで、国民への補償も拒み、「最終的には生活保護がある」と言って国民を見捨てた菅義偉には何も期待できない。
記事の冒頭で書いたように、ひょっとしたら日本の国民は、世界で唯一コロナと最後まで戦うことになるかもしれない。


1月最後の日曜日、朝起きて見た南三浦の海況は悪い。
仕方がないので、自転車で海を見に行った。

IMG_5346.jpg(あとがき:2021-2-2)
緊急事態宣言が3月7日期限として1ヶ月延長された。
この"期限"というのは、どういう意味だろう?
何の指標も示さず、どうやって判断するのだろう?
そんな事を質問すれば菅義偉はこう言うに決まっている「総合的に判断して」…と。
私達はその総合的と言うのが何かを知りたいし、それを説明するのが「丁寧な説明」である。

1月29日、EUは日本からの渡航を原則禁止すると決定した。
現在の各国の入国制限については、こちらのサイトが詳しい。
新型コロナウイルス 各国の入国制限に関する一覧(2021年2月1日09:00時点)
東京オリンピックは2021年7月23日が開会式。
オリンピックに向けた政府の考えるシナリオはこんな感じじゃないだろうか。
"表向き"は、3月7日に緊急事態宣言解除、4月からワクチン接種開始、オリンピックは無観客で開催。
しかし、この状況で世界各国から選手が集まり、華やかに開催されるなどとは日本政府も思っていないはずだ。
"本音"は、3月7日に緊急事態宣言解除、3月末からGoTo利権キャンペーン再開、4月からワクチン接種開始、ギリギリまで引っ張ってオリンピックは中止。
こうすれば、利権は担保され誰かさんにお金(税金)が回ってくる。
利権屋大会 -東京オリンピック-