父の気持ち
8月15日の天気予報を見ている。
大雨…それも土砂降り、警報や注意報もフルセットで出ているので、本来であれば家に閉じこもるのが正解。
しかし、この日は "絶対" に行かなければならない場所がある。
8月15日 日曜日、"行かなければならなかった場所" に到着し、着替えが完了。
タキシードを着るのは、弟の子供が結婚する時以来なので…もう何年前かも思い出せない。
なぜか当時のタキシードは横に縮んでしまい、どうにもこうにもズボンのファスナーが閉まらない。
貸衣装で済ますことも考えたが、これからも着る機会があるはずなので、思い切って新調した。
今日は娘の結婚式。
4年前に家を出てからお婿さんになる人と暮らし始め、去年籍を入れていた。
⇨旅立ち
⇨娘の結婚
あらためて結婚式をやると聞いた時は「いまさらやるの?このコロナの時に?」と思った。
まして敗戦記念日の今日は、1年でも最も暑い日になるかもしれない。
しかし、幸か不幸か今日は大雨で気温が上がらず、汗をかかないですんでいる。
教会式の結婚式では、娘をエスコート。
手を繋いで歩いたのは、幼稚園の時依頼かもしれない。
その当時は、どこに行くにも手を繋いで連れて行った。
この写真は富士スピードウェイのラリーアートのホスピタリティ。
いつもウロチョロ歩き回ってチームやスタッフの人達に可愛がられていた。
その頃娘からもらった手作りのお守りは、今でもアタッシュケースの中に入れて持ち歩いている。
パーティ会場に移動。
コロナ禍なので、テーブルは1人づつアクリル板で区切られている。
お酒の提供はなし、食事中以外はマスク着用で、なるべく席を移動した会話もしないように…と、残念なルールのオンパレード。
テーブルに置かれたネームプレートの裏に、娘からのメッセージが書かれていた。
食事は美味しかった。
会が進むにつれて、お酒が飲めない事は気にならなくなっていた。
それよりも、娘と机を並べて勉強し、一緒に楽しい時間を過ごしてくれた友達や、婿さんの家族に会えたことが嬉しかった。
祝い事なので、2人の幸せそうな写真をそのまま公開しちゃおうと思う。
ウエディングドレスを着た娘を見ることができて、ほんとに良かった。
「雨の日の花嫁は幸せになる...」という唄があるらしい。
いつまでも幸せな顔を見ていたい。
結婚おめでとう。