1-3-4-6-8-10-12

1-3-4-6-8-10-12…と聞いて、今の若い人はなんだと思うだろう?

ずいぶん前から地上波のテレビを見ていない。
今は、テレビ局の数もわからないし、どの局が何チャンネルで放送しているかもわからない。
最後に観た地上波の番組は、NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」。
これは2017年の放送だから、NHKに限って言えば、2018年以降は見ていない。
民放だと、超絶くだらない "日本すごい系"の番組が始まった頃からだから10年以上見ていない。

我が家の主人(あるじ)は、今でも朝起きるとテレビを点け、21時に私が寝た後でもテレビの電源を切らない。
最近はNETFLIXの韓国ドラマを観ている時間も多くなったようだけど、相変わらずテレビのトーク番組は好きなようだ。
いつも決まったメンツでくだらない話をダラダラ話しているような番組の何が面白いのか、私には全く理解できない。

様々なメディアにアクセスできる現在、テレビの価値とはなんだろうか?
肝心なニュースをやらないニュースもどき番組ばかりになってしまった現在のテレビ局は、NHKを筆頭に全て大本営テレビ局と化している。
そんな大本営テレビ局監修の番組を見続けていたら、"何も考えない、何も考えられない幼稚な大人" になってしまうし、既になってしまった大人も多いように思う。

テレビがあるというだけで強制的に受信契約を押し付け、受信料をカツアゲしているNHKは置いておくとして、民放はスポンサー収入で成り立っている。
しかし、その多くを電通に頼っている為、番組の内容やキャスティングに至るまで電通の言いなりになっているのが現状である。
普通に考えれば、人種差別主義者や政権に手をスリスリするタレントを使う理由がわからないけど、テレビ局の上層部は、お金のためならそんな事はどうでもいいのかもしれない。
低俗であることは確かだ。
私は必ずしも低俗を否定するわけではないけど、"低俗で嘘だらけ" のコンテンツには興味が無いし、そんなものを見るほど暇じゃない。
というわけで…、汚らしい人達が作るテレビは1ミリも見たいと思わないのが2023年6月現在の私である。

IMG_4013_20230615.jpg最後に…
ここ数年、SNSでも品のない大人が増えているような気がする。
インターネットが登場した頃は、肌の色の違いや国籍、人種、年齢の違いを超えて、対等に会話する事ができた。
そんな美しい世界は消え去り、今は何かと人を誹謗中傷し、自分が優位に立ったと勘違いしている人間が多い。
インターネットを仕事にし、その世界に関わってきた者としてはなんともやりきれなく、そして悲しい。