立派な百名山 〜筑波山〜
筑波山は、茨城県つくば市にある日本百名山。
山頂は2つあり、一つは男体山(871m)、そしてもう一つは女体山(877m)である。
それにしても、「つくば市」はなぜ "ひらがな" なんだろう?
ひらがなの名前を見かける度に不思議に思うのは私だけだろうか?
⇨「ならまた湖」は何故"ひらがな"なのか?
筑波山は比較的横浜からも近い山だし、群馬の山に行く時には必ず横を通る。
でも行ってみようかな…とは全く思わなかった。
なにせ、山頂近くまでロープウェイやケーブルカーで行ける山なので、全く興味がなく、どんな山かと調べようとも思わなかった。
今回、たまたま筑波鉄道跡地を巡るサイクリングに来たので、ついで登ってみようなかなぁ…と思っただけである。
さて、行くと決めた以上、登山口やルートを調べなければならない。
調べてみた。
⇨筑波山登山コース![]()
このページで紹介されているコースを見ると、筑波山神社から「御幸ヶ原コース」か「白雲橋コース」で行くのが良さそうだ。
両コースの違いは、先に男体山に登るか女体山に登るかの違いだけである…ように見える。
しかし、私は筑波山神社から「迎場コース」でつつじヶ丘まで行き、そこから「おたつ石コース」を登り、最後は白雲橋コースで女体山を目指すことにした。
そのあと男体山を登り、御幸ヶ原コースで下山する…というプランである。
2025年12月12日、ホテルを6時に出発。
車は、筑波山神社の近くにある市営第3有料駐車場に停めた。
ここから筑波山神社の脇を通り、登山道に入る。
白雲橋コースを20分ほど歩いて迎場コース
に分岐し、つつじヶ丘に向かう。
つつじヶ丘までは標高差200メートル弱。
穏やかな登りが続き、ウォーミングアップにはちょうどいい。
つつじヶ丘に着き、ここからおたつ石コース
に入る。
標識には「ここは神域です」と書いてある。
筑波山神社は3,000年以上の歴史を持ち、筑波山そのものを御神体と仰いでいるので、山全体が神域となっている。
間違っても、ゴミをポイ捨てしたりしてはいけない。
途中、見晴らしのいい場所に出た。
遠くに富士山、そしてスカツリーまで見える。
そして太陽の下で輝いているのは霞ヶ浦。
穏やかな登りが続く。
白雲橋コースに合流後は、こんな岩の道が続く。
全ての岩に名前がつけられている。
ちなみに下の写真の岩につけられた名前は「出船入船」。
この位置からではわかりづらいけど、岩の形が出ていく船と入ってゆく船が並んでいるように見える…ってことらしい。
ロープウェイが動き出した。
岩登りが続く。
ひょっとして、コンクリートで固められた道が山頂まで続いているのでは?…などと思っていたのは大ハズレ。
歩き始めからここまで、ちゃんとした登山道が続いている。
女体山御本殿の先にある女体山の山頂に到着。
山頂らしい絶景が広がっている。
ネットに出ている写真を見ると、昔このロープはなかったっぽい。
次は男体山に向かう。
岩だらけの急な道を登った先に男体山の山頂があった。![]()
関東平野が一望。
大満足!!
この後は、御幸ヶ原コース
で下山。
階段が延々と続く道で、この道を登りで使わなくて正解だった。
筑波山さま、これまでの失礼をお許しください。
筑波山な立派な百名山でした!!


