先人達の知恵袋 〜気象変化の言い伝え〜
これは、2013年1月12日のツーリング時に観たレンズ雲。
この日は、昼から猛烈な西風が吹き出し、酷い目に会った。
⇨長浜帰還できず 〜東伊豆 網代周辺〜
昔から海で生きてきた漁師は、天気予報のない時代から様々な自然現象をとらえて天候の変化を読み取ってきた。
このように風や雲から天気を予測することを「観天望気(かんてんぼうき)」と言う。
しら(南西風)が入れたら大風になる
[意味]
「しら」とは、白南風(しらはえ)のことで、梅雨明けの頃に吹く季節風のこと。
特に春先、南西の風が吹き出したら大風になるので注意が必要。
月に傘きいたら雨が近い
[意味]
月にもやがかかると間もなく雨が降る。
秋の夕焼け鎌研いで待て
[意味]
秋の夕焼けは天気が良くなる。
風と遍路は八つから
[意味]
冬場の西の風は10時頃から強くなる。
朝虹が立ったら隣に行く間がない
[意味]
朝、虹がでると間もなく雨が降る。
同じようなことわざに「朝虹は雨 夕虹は晴れ」というのがある。
日本語辞典から引用する。
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朝虹は西の空に現れ、夕虹は東の空に現れる。
わが国は西から東に向かって気圧の谷が通るから、朝虹は西に雨が降っていることを示し、夕虹は東には雨が降っているが、西は晴れていることを示している。したがって、朝虹は雨になり、夕虹なら翌朝は晴れになる公算が強いのである。
----- ここまで -----
⇨朝虹は雨 夕虹は晴れ![]()
「観天望気」や「天気僅諺(てんきりげん)」とは、空の色、雲の形、風向き、動植物の様子などから天気を予想する古くからの言い伝えである。
上に書いた言い伝えの例は、地域に関係なく共通のものだと思う。
それに加え、地形や潮の流れが影響する地域では、地域特有の言い伝えがある。
⇨三浦地方における天気僅諺![]()
「山しぐれは来るようでこない」などは、私も聞いたことがある。
面白いのは、
「長浜の海が鳴ると台風はこない」
「下浦の海が鳴ると必ず台風が来る」
三浦近くに住んでいない人は、長浜の海ってどこ?、下浦の海ってどこ?…だと思うけど、三浦でカヤックをやっている人にはすぐにわかる。


