一生に一度の大仕事 -リュウゼツラン(竜舌蘭)-

何気なくSNSを見ていたら、不思議な雰囲気の植物の写真が目に入った。
その投稿にはこう書いてあった。
「50年に一度だけ咲く花が横浜で咲いています!この花は一生に一度だけ咲いて、その後株自体が枯れてしまうんですって…」
そんな花があるなんて知らなかった。
咲いてる場所を調べてみたら、私が車通勤をする時に走る道路の脇を流れる川の脇だったので、すぐ見にいってみた。

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一生に一度…という先入観が植え付けられていたせいか、なんだか存在感と威厳がある。
その後も、通勤する度にこの花を見続けている。

それにしても "一生に一度だけ咲く花" ってどういうことだろ…。
植物が咲かせる花の意味は知っているつもりだけど、念には念をいれGoogle先生に聞いてみた。

「植物が花を咲かせる一番の目的は「受粉して種(子孫)を残すこと」。」 - Lemmon8
「植物が花を咲かせる一番の理由は、「種」を作って自分の子供や仲間を増やし、命をつないでいくためです。自分では動けない植物は、虫や風に花粉を運んでもらうために、色や形、香りを工夫して花を咲かせます。」 - キッズネット

はい。
知っていたとおり、花は種を残すためである。
にもかかわらず、ニュウゼツランは一生に一度しか花を咲かせないのはなぜかのか?!
Google先生は教えてくれた。
「リュウゼツランが一生に一度しか花を咲かせないのは、すべてのエネルギーを一度の大きな開花と結実に使い果たす「一回繁殖型(単魚結実性)」の植物だからです。」
一回繁殖型…と聞いて頭に浮かぶのは、卵を産むと死んでしまうサケやアユのこと。
そうか!!
リュウゼツランとサケは、同じ方法で子孫を残そうとしている。
生命というのは本当に面白い。
ちなみに、リュウゼツランの英語名は「アガベ」で、その中のブルーアゲベがテキーラの原料になる。
ますます愛おしい。

花がらみの余談を一つ。
花の花粉を運ぶのは、ミツバチや蝶々などだけど、以前マンゴー農家の家にお邪魔した時に、その農家の主人にミツバチついて話を聞かせてもらったことがある。
面白い話なので、その時書いたブログも読んでみてください。
河津塾 その1〜ミツバチはGPSを持っている〜