隠岐 4日目〜知夫里島から西ノ島船越〜

フェザークラフト ウィスパー

蒸し暑く寝苦しい夜が過ぎた四日目の朝。
雨が降ったわけじゃないのに、湿度が高いせいでこんなになっている。
もちろん、洗濯物もまったく乾いていない。
着いた時は、明屋キャンプ場よりも居心地が良さそうに見えたのは思い違いで、このキャンプ場はイマイチ。
炊事場や自動販売機も無いし、特にトイレの水道は最悪。
プッシュ式なんだけど、ものすごい勢いで水が "噴出" するので、周りがびしょびしょになってしまう。

フェザークラフト ウィスパー

誰もいないので堂々と着替え。
湿ったままのウエアを着て、さあ〜最終日。
湾内は静かだが、予報では南西の風は今日も吹く。
赤壁と国賀海岸には行けるんだろ〜か?

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御越鼻(みこしばな)を超えた辺りから、だんだんと風波が出てきた。
途中で会った漁師さんが心配して「お〜い大丈夫かあ〜」と声をかけてくれた。
「大丈夫ですよ〜」と返事をして別れた。

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やっと「知夫の赤壁」。
光線の加減とカメラの設定が悪く、綺麗な写真が撮れない。
そして、近づき過ぎると全貌が撮れない。

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海の色と、荒削りな岩の色が醸し出すコントラストが迫力。
そして、たった一人。
この状況でこの景色を見られていることがうれしい!

フェザークラフト ウィスパー

入り江があったのでちょっと休憩。
海はカヤックのデッキを超えて脇腹に波が打ちつけるほど荒れているが、この隠れ家の様な場所は静か。

フェザークラフト ウィスパー

人里から隔離された場所であることが、ひしひしと伝わってくる。
しかし、この海况だと国賀海岸は厳しい。
今回は西ノ島の西側を諦め、黒島鼻から内海に入って、船越まで戻ることにする。

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それにしても、隠岐はどの島も洞窟が多い。
一つ一つ覗いていたら時間がいくらあっても足りなくなってしまう。

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黒島鼻から内海に入ったところでビール休憩。
草地に牛の糞がいたるところにある。
こんな場所まで放牧された牛は来るってことだ。
写真には、ちっちゃ〜くウィスパーが写っている。
人間のちっぽけさ加減がよくわかる。

フェザークラフト ウィスパー

岬を回り込み大桂島が見えるところで、スノーケルでクールダウン。
透き通った水の中を漂っているのは楽しい。

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箱メガネを覗いてサザエを採っているおじさんと少し話をした。
潜って採った方が何倍も採れるけど、おじさんは耳が悪く、もう潜って採ることはできないらしい。
昔は、2ヶ月間で400〜500kgも採れていたが、最近はサザエの数も少なくなってきたと言っていた。
でも、こうやって海の中を覗きながら、手元にあるレバーで船を自由自在に動かしている姿は、なかなかカッコイイ!

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珍崎(ちんざき)に上陸して昼飯。
チンして食べるご飯をお湯で温めて、昨日に引き続き瞬間美食シリーズの野菜カレー。
うん!これも旨い!

珍崎の集落は、以前70戸くらいだったけど現在は半分くらいに減ってしまった。
ただ、海士町もそうだけど若い人がUターン、Iターンで増えているらしい。
そして、個人ではなく網元に所属して船団を組んで漁に出て行く。
当然一人頑張って大儲けなんてことにはならないが、若い人達は安定したやり方の方がいいのかな…。

フェザークラフト ウィスパー

無事、初日の出艇場所「船越」に戻ってきた。
いろんな海を漕ぎ、いろんな景色を見て、いろんな人と話しをした、あっという間の三日間だった。

フェザークラフト ウィスパー

最終日の天気も快晴で、濡れた物もカヤックも気持ちよく乾いていく。

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装備一式はこんな感じ。
ブルーのIKEAバッグの中はキャンプ道具と着替え、自炊道具と食料関係。
今回は夏のツーリングだったので、ウエアや着替えなどが少なくてすんだけど、寒い時期だとパッキングの仕方を工夫しないと全部入らないかもしれない。
(旅を終えて)