潮鰹は日本のアンチョビだった 〜旅を終えて〜

下田の居酒屋で地元の人達と話していた時、「相模湾はどこなのか?」という話題になったことがある。
自分は、漠然と伊東〜三崎を結んだ線の内側かなあ〜と思っていたけど、ある地元の釣り師は「石廊崎かな」と言っていた。
さすがに、下田は相模湾の中じゃあないと思うが、そういう考え方があるのも面白い。

ちなみに、ウィキペディアでは、"真鶴半島から三浦半島にかけて…" とある。

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伊豆は外海に面している。
そして、世界最大の海流である黒潮も近くを流れている。
男らしくて荒々しく、クジラ、マダラトビエイ、シュモクザメやメジロザメなどがいる野生の海…それが伊豆。
伊豆の海に出ると、相模湾や東京湾に面している三浦半島とは、 "まったく違う海" だってことが実感できる。

正直まだ怖い。
ただ、まだ数回しか漕いだ事がない伊豆の海からは、山ほどの刺激を受ける。


それと、伊豆の楽しみはもう一つ。
大好きな下田の町で過ごす夜は、最近一番の楽しみ。

今回は、前から聞いていた名物の「潮鰹(しおかつお)」と「サンマの丸干し」を食べることができた。
そのまま焼いてもらった潮鰹は、めちゃくちゃ塩っからい。
居酒屋の女将さんは、細かく切ってサラダの中に入れてくれた。
旨い!
潮鰹は日本のアンチョビだ!
日持ちするみたいなので、買い置きしてパスタなんかで使ってみるといいかも。

伊豆はいい!
また来よう。

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下田の町が被害に遭いませんように!