IS-AMU Log.

年明け早々、寒波に強風と大荒れの2日間が過ぎた。
これだけ何もしないで家にいたことは…病気の時以外では記憶にない。

で、新年3日目。
さすがに、これ以上家にいると病気になってしまうので、外出することにした。
とは言っても、予報では相変わらず風が強い。
カヤックは諦め、おとなしく散歩することにした。

行き先は、駅の改札を抜けてから決めた。

京急の新逗子駅で降り、まずは逗子海岸。
あれれ？　思ったほど風は強くない。
それにしても、サーフィンをやる連中は元気いっぱい！素足の人もいる。

逗子海岸を過ぎ、鐙摺のCHAYAの前を通って、そのまま葉山マリーナの方へ行こうとしたら、一枚の看板が目に入った。
「旗立山(鐙摺山)」とある。
山と言うよりも、小高い丘という感じの高さなので一旦は通り過ぎたが、ふと気になって後戻りし、登ってみることにした。

ほ〜〜登って良かった。
富士山は見えなかったけど、なんだか今日は空気が澄んでいて気持ちがいい。

旗立山から降りて、少し歩いたところに「しなそば」という看板があった。
今日は森戸で具沢山のラーメンを食べたいと思っていたので、これまた一旦通り過ぎたが時計を見るともうお昼。
またまた後戻りして「小浜」という店の扉を開けた。

満足の「しなそば」でお腹を満たし、葉山マリーナを過ぎた駐車場の脇から海岸に降りた。

この辺りは「森戸北浜」というらしい。素朴で、なかなかいい雰囲気。
カヤックでは毎回素通りしていたので、まったくこの浜に気づかなかった。

例によって、野良猫にまとわりつかれながら、ウイスキーで一服。
海も風も穏やか。空気は冷たいが、日差しもあるので気持ちがいい。

ふと見ると、南の方からカヤックが6艇こちらに向かってきた。
どこかのツアーらしい。

森戸神社の北側の海岸にある防波堤の突端まで行き、青竹色に染まった森戸の海を見る。
カップルのSUPが逗子の方へ向かい、帆を下ろしたヨットが気持ち良さそうに浮かんでいる。
癒され度満点！

森戸神社でお参りする人の列の脇を抜け、真名瀬海岸に降りた。

突端でウイスキーをやっていると、どこかのツアーらしい7艇のカヤックが上陸し、リーダーを残して他の人は神社へお参りに行った。
リーダーの人に話しかけてみた。

私「今日の風はどうでした？」
リ「朝のうちはけっこう吹いていましたね」
私「何時頃出たんですか？」
リ「10時半頃です」

三ヶ下海岸。
まだ午後1時半を少し回ったばかりだというのに、すでに夕暮れの雰囲気。
シルエットになった伊豆の山々を背景に、一艇のヨットがポカリと浮かんでいる。

一色海岸。
この浜は、いつ来ても美しい。

ここは御用邸の前。
緑色の瓦を敷き詰めた様な海岸や、竜の背骨の様に浸食された海岸を抜けて大浜に出た。

珍しく葉山駐車場にカヤッカーはゼロ。
そして料金はやっぱり500円だった。通年有料になったらしい。
⇨風を見た日 〜葉山周辺〜

冬にこの駐車場を利用する人は少ないから、売上は管理人さんの給料よりも少なかったりして…。

葉山散歩はなかなか楽しい。