危機感と使命感

先日、弟に会った。
その日、弟は仕事が休みで、契約変更の為に某携帯電話会社の店舗に行った。
店は空いていて、順番待ちのカードを取った時の待ち人数は一人。
ところが、店員同士がおしゃべりをしているにも関わらず、なかなか番号を呼んでくれない。
バカバカしくなった弟は、用事を済ませずそのまま店を出てしまったらしい。
ひと言店員に声をかければ良かったのに…とも思うが、気持ちはわかる。


先日、仕事で某役所に行った。
ある手続きの申請をすると、それを承認する人がいて、申請→承認を繰り返しながら作業を進めていた。
ところが、勤務時間が終了すると、その担当者はいつの間にか帰ってしまい、溜まってしまった申請がいつになっても承認されず作業が止まってしまった。


この二つの例は、最近身近で起こったほんの一例にすぎない。

私は27才でサラリーマンを辞めて、超弱小企業で働いている。
生活を維持する為に、いつでも四苦八苦。そして "危機感" を持って仕事をしてきた。
そんな人間からすると、こういう店員や公務員の仕事の仕方には、理解できないものがある。


自己流に分析すると、危機感の大小はこんな順番になる。

中小企業事業主 > 個人事業主 > 大企業事業主 > 中小企業社員 > 大企業社員

公務員が入っていないのは、たぶん公務員の方には "危機感" が無いと思ったから。
公務員は、明日の飯を心配する必要がない。

誤解してほしくないのは、"危機感" があるのが偉い…と言ってるわけじゃないってこと。
"危機感" が無くても、"使命感" があれば問題ない。


これまた自己流に、"使命感を持って欲しい人" の大小を考えると、こんな順番になる。

政治家 > 公務員 > 大企業事業主

使命感にはいろいろなものがあるが、大きさというのはその人の立場によるように思う。
国家に対する使命感、国民に対する使命感、クライアントに対する使命感、お客様に対する使命感、友人に対する使命感、家族に対する使命感、ペットに対する使命感そして、自然に対する使命感…など。

責任の大きな立場にいる人ほど、たくさんの使命を考えていかなければならない。
自分の役目は何なのか?
それを常日頃から考え意識すれば、世の中はもっと素晴らしいものになるような気がする。