大人の遠足 1日目〜河口湖周辺〜

山岳会に所属する5名の元精鋭達の中で、約1名については "はるかな尾瀬遠征" のリベンジを果たさなければならない。
はるかな尾瀬 1日目〜鳩待峠から見晴し〜

リベンジは来年だが、シュニンの登山における実力は未知数。
では!…ということで、リベンジの練習を兼ねて、山梨県三ツ峠山に日帰りハイキングに行く事になった。

ただし山岳会に "日帰り" という中途半端な遠征は無い。

片足を秋に引っ掛けた10月最初の土曜日、我々は朝6時半に集合…するはずだった。
しかし、まるで我々の計画をあざ笑うかのごとく、前日より雨が降り続いた。
計画変更。
登山は日曜日に行い、土曜日は移動日にあてる事になった。


集合は平塚駅に朝9時。
8時55分平塚駅到着の東海道線車内からメールをすると、すでに3名の隊員が8時半には到着しているらしい。
まるで遠足の日に早起きしてしまう小学生の様な連中だ。


今晩の宿の事前チェック、天上山までのロープウエイの乗り場チェックなど、まったくやる必要の無い現地調査を行い、昼飯を食べ終わっても時間がつぶせない。
ならば!…ということで、ボーリングに挑戦することになった。
全員が、前回いつボールを転がしたのか思い出せないほど久しぶりだ。

ここで一つ判明した事がある。
"ボーリングは五十肩でもできる!"


無事2ゲームを消化、BELLで買い出し後、今夜の宿に向かった。
運転手は、数時間前に行った現地調査で地点登録したナビの案内にご満悦だ。

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宿は隊員の所属する会社が保有する山荘で、素晴らしく快適だった。
夕飯の前にワイン2本がサクッと空いてしまい、残りの酒で今夜しのげるのか?!と心配になったが、結果的には日本酒を1本残して、大人の遠足1日目がお開きとなった。


深夜2時。
ベッドの中で、明日の天気予報をチェックすると、12〜13時に "晴れマーク" が一つだけある。
ふむふむ…うまくすれば頂上で富士山が拝めるかもしれないとガッツポーズをしていると、順調に爆睡している音が隣りの部屋から聞こえてきた。
ふむふむ…雨男は天気の事などまったく心配していないようだ。

(2日目につづく)