8年目の決断

8年間愛用したライケルの登山靴がダメになった。

ライケル シエラGTX Raichle Sierra GTX ライケル シエラGTX Raichle Sierra GTX ソールがすり減っただけでなく、劣化してボロボロ。
こうなってしまうといつ剥がれてもおかしくない。
最近は、近場のハイキングだけでなく、地方への旅やカヤックでの遠征へと、酷使していたこともあるけど、もう8年も履いているから寿命ですかね。


ただ、この靴は買った時から自分の足にピッタリで、このまま捨てるのはもったいない。
ソールを張り替えれば、まだまだ使えると思い、行きつけの登山用品店に持って行き相談してみた。

「ソールの張り替えをしたいんですが、いくらかかりますか?」
「12,000円ほどかかります。ただ、履き心地が変わってしまうと思いますし、修理の際にゴアテックスを痛めると防水性が落ちてしまいます。この靴は2万円ほどで購入されたものだと思いますが、修理代にもう少し上乗せすれば新品の靴が買えるので、そちらをお勧めします。」

ふむ…たしかに一理も二理もある。
もっと高級な靴であったり、履けば履くほど味のでる靴であれば、修理をして長く使うのもありかもしれない。
でも、この「ライケル シエラ -Raichle Sierra-」という靴はどっちかと言うと消耗品の靴。

ならばと、その場でお勧めの靴はありますか?…と相談してみた。
靴売り場の店員は、自分が持っていた赤いライケルの箱を見るなり、「あ〜なつかしいパッケージですねえ」と言った。
そう、ライケルというスイスのメーカーは、数年前に同じくスイスのマムート(MAMMUT)社に買収され、今は存在しない。

店員は、幅が広めの靴をいくつか勧めてくれた。
デザインや色がイマイチだったり、履き心地に違和感があったりと、どれもピンとこない。
唯一いいなと思った商品は、値段が3万円を越えていた。
珍しく衝動買いはせず、その日は家に帰った。


3週間後、自宅に靴が届いた。

ライケル シエラGTX Raichle Sierra GTX 届いたのは、ソールとつま先のラバー(ラウンド)を交換してもらったライケル。
けっきょく新品は買わなかった。
修理代金は、ソール(Vibram125P)の交換が9,800円、ラウンドの交換が3,000円で計12,800円。
つま先の「Raichle」の文字は無くなってしまったけど、この靴とはもう少し一緒にいようと思う。