三浦西海岸を行く 〜三戸浜から逗子〜

世の中のほとんどの人が「正月休みは9連休〜」と喜んでいる最中、私は昨年12月24日から17日間休み無しで、連日仕事仕事でまた仕事…。
そんな仕事でドタバタしていた正月2日、毎年行っている日枝神社でお札をもらってから "おみくじ" を引いた。

大吉!
方位で吉なのは「東北と南」らしいので、私が今年行きたい場所は運がいいようだ。
よし!
2014年は仕事の都合でなかなか遠征に行けなかったけど、今年はしっかり行かせていただきます。


そして、今日は2015年の初漕ぎ。
ちなみに、ここ数年の初漕ぎ日を調べてみるとこんな感じ
2014年1月3日
We love river 2014年初漕ぎ〜三戸浜から菊名〜
2013年1月5日
初漕ぎ予行練習 〜三戸浜から長井〜
2012年1月3日
なぜなんだ城ヶ島 〜城ヶ島から毘沙門〜

1月も10日になってしまったけど、とにもかくにもその年の初漕ぎはワクワクする。

P1100002.jpg手首骨折後、初めてパックカートを転がして三戸浜までやってくると…なんとキッカーがいつもの場所でマジェッタを組み立てていた。
聞くと、今年の漕ぎは2回目で、今日は江ノ島まで行こうと思っているらしい。

「僕は森戸でお守りをもらって逗子まで」
「じゃあ、僕も逗子にしようかなあ」
「いいの?江ノ島じゃなくて?」
「今日は浮かべればいいと思って来ただけなので…」

では、ご一緒しましょ〜。
ちなみに、去年の初漕ぎもキッカーと一緒だった。

P1100001.jpg「カート改造しましたよ。4輪だと安定しないので2輪にしました。」
「ほ〜〜、いい車輪手に入れたねえ〜。」
「これは家にあったやつです。何かに使えるかなと思ってずっと取ってありました。」

キッカーは、カヤックのフレームに使われているリベットも自分で打ち直すという。
どうも、彼が外に遊びに出ていない時は、何かしら工作したり、カヤックを補修したりしているようだ。

P1100003.jpgウィスパーを組み立てていると、次から次にカヤックをカートップした車がやって来た。
どうもカヌークラブの集まりがあるようだ。
聞こえてくる挨拶を聞いていると、今日が初漕ぎらしい。

三戸浜今日も富士山が綺麗に見える。
前回の三浦西海岸ワンウェイは北から南へ向かったけど今日は逆。
逆光ワンウェイ 〜葉山から諸磯〜

終止富士山を見ながら明るい海を行くことになるので楽しみ。
小田和湾を通る時は、三浦でもデッキに旗を立てるようにしている。

P1100012.jpg荒崎の近くまで来ると、亀城灯台(かめぎとうだい)がいやに近くに見えた。
毎回小田和湾を普通に横断するのも芸がないので、亀城灯台を経由して長者ヶ崎に向かうことにした。

亀城灯台亀城灯台には初めて来た。
この辺りは亀城礁と言って水深が浅く透明度の高い海が広がっている。
20年以上前のちょうど同じ時期に環境省が行った造礁サンゴの調査では、透明度が15mで真冬の海にも関わらずソラスズメダイがいたらしい。

亀城灯台(撮影:キッカー)

波が砕けて来る灯台近くの浅い場所を避けながら時計回りで灯台の西側に回り込んだ。
長井や佐島の町がずいぶん遠くに見えて新鮮な風景だ。
江ノ島も近くに見える。ここからだと15キロくらいだろうか?

「どうします?まっすぐ江ノ島に向かいましょうか?」
冗談でキッカーに聞いてみた。

P1100021.jpg江ノ島を諦め、バウを長者ヶ崎に向けて漕ぎ始めた。
それにしてもこれだけ陸地から離れているのに海底が見渡せ、ところどころに白い砂底が広がっているのには驚いた。
そして海水温も高い。

P1100023.jpg海水温を確かめるキッカー。

DSCN2214.jpg(撮影:キッカー)
P1100033.jpgこの日「海快晴」の予報では昼頃から10メートルの風が吹くはずだったが、他のサイトの予報では微風のまま。
勝負は「海快晴」の完敗。
風が吹き出す兆候はまったくない。

長者ヶ崎干潮で浅くなった長者ヶ崎西側の浜に上陸して富士山を見ながら昼飯にする。

キッカーが富士山のまわりに見える山の名前を教えてくれた。
右に見える丹沢の山々にはまったく雪がない。
大山の右側奥に見える雪をいただいている山々は奥多摩だと思うけど、その手間に見える小高い山の名前はわからないという。

(あとがき:2015-1-11)
翌日、その山は「高尾山」だと教えてくれた。

森戸神社森戸神社海の参道を通って森戸神社にお参りした。
この神社には水難厄除のお守りがあり、海で遊ぶ時は必ず身に付けている。
去年一年間守ってくれたお守りを返し、今年用のお守りを手に入れた。
一年間よろしくお願いします。


キッカーが使うフォールディングカヤックは、20年前に買った川用のマジェッタである。
川下りの最中に木製のリブが折れ、足で横のフレームを押さえながらその場をしのいだ事もあるらしい。
去年は海で大活躍したけど、スキンの防水性も落ち、1〜2時間おきに浸水した水をかき出さなければならない。
それでも、キッカーはなんとか復活させられないかと日々補修にはげみ、1〜2時間毎に水をかき出すのは苦にならないと言う。
まさか沖縄や隠岐の海にまで連れて行ってもらえるなんて、川用マジェッタ君は思ってもいなかっただろう。
幸せなカヤックだと思う。

逗子海岸逗子海岸に上陸して撤収。
ここは、トイレやゴミ箱もあり、駅に出るには便利。
ただ2点ほど難を上げれば、近くにコンビニが無い事とと、撤収する場所が砂浜な事。
仕方がないので、私はいつもマンションの横の道でカヤックを畳んでいる。
通行中の皆さん、邪魔してすみません。

さて、2015年のスタート。
今年"は" いい年でありますよ〜に!

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