真剣勝負

f1-2015.jpg©2014 Sutton Images

2015年のF1世界選手権が開幕した。
残念ながら、今年は日本人ドライバーも参戦せず、メルセデスの2台だけによる勝負になりそうなのでフジテレビの契約はしない。

そんな退屈なシーズンだけど、今年の注目はホンダのカムバック。
マクラーレンとタッグを組み、どれくらいメルセデスに対抗できるんだろうと、オフシーズンのテストから注目してきた。
走る実験室シリーズの開幕

F1のテストは、いつでもできるわけではなく、年間の日数が制限されている。
ところが、その限られたテストにも関わらず、マクラーレン・ホンダはトラブルの連続で、まともに走行することができなかった。
そして、そんな状態のまま2015年の開幕を迎え、予選はトップに5秒の差をつけられて最下位、レースは1台がフォーメーションラップでリタイヤし、残った1台は完走はしたもののトップから2周遅れで最下位。

ホンダは、2013年5月16日に2015年シーズンからのF1復帰を発表し、およそ2年の開発期間をかけパワーユニット(PU)を準備し今年のシリーズに望んだ "はず" だった。
ところが最下位。
第一戦のオーストラリアGPが終わり、世間の反応は、叱咤するものから応援するものまで様々だった。
僕はどお思ったか…。
正直言って、僕は情けないと思った。

今年のレースは突然呼び出されて始まったわけではなく、ほぼ2年前から開催日が決まっていた。
にも関わらず、マクラーレン・ホンダはまったく戦えなかった。
これでは夏休みの宿題が終わらないまま、新学期が始まってしまったような感じである。

レースは戦い。
新米レーサーが初めてのシーズンに参加するのであれば、「最初は完走で勝負は3戦目」からでもいいだろう。
しかし、マクラーレン・ホンダが参加しているのは世界選手権である。
今回のレースで言えば、予選でトップから1秒遅れ以内、レースで1周遅れ以内に入っていなければ、今年勝負することはできない。