ホワイト気分

山に持って行く水筒と言えば、最近はハイドレーションを使ったり、ペットボトルを水筒代わりにする人が多いけど、私は古い人間なので水筒派である。
それもナルゲンではなく、アルミボトル派。
20代から30代までは黄色のグランテトラがマイ水筒だった。

先日、蓮華温泉から乗った路線バスの中に、10年間使っていたSIGGの水筒を忘れてしまった。
なんとなく座席に置いてそのまま忘れてしまった物は、携帯電話、手袋など一度や二度じゃないけど、水筒を忘れたのは初めてである。

SIGG トラベラーそして新しく買った水筒もやっぱりSIGGで、色はホワイト。
幼稚園の頃から「自分の物には名前を書いておきなさい!」というお袋の言いつけを今でも守っている私は、自分が使うマグカップやドライバッグには名前が書いてある。
新しく届いた水筒にはシールを貼って「自分のだぞ」アピールをしてみた。
ちなみに、2つのシールとも山には全く関係ない物なので、まかり間違っても他の人と被る事はない。

Black Diamond ブラックダイヤモンド アルパインカーボンコルク今日購入したもう一つのホワイトが、ブラックダイヤモンドのトレッキングポール。
トレッキングポールは、長年ブラックダイヤモンドのフレックスソロを使っていたけど、数年前に壊した膝に心配あるので、昨年から2本持ちにしてみた。
購入したのは格安トレッキングポールの代名詞ダバダ。
ところが、今年5月に行った燧ヶ岳で1本が壊れてしまった。
壊れたのはロック部分で、雪の斜面に突いた時にそのまま縮んでしまい焦った。
Amazonなどのユーザーレビューでは概ね好評な事が書かれてあったので、わずか4回目の使用で壊れるなんて思ってもいなかった。

それからは、フレックスソロと壊れなかったダバダの2本持ちで山に行っていた。
カーボンとアルミという素材の違いもあり、どうも右と左でポールが違うのはあまり気持ちがいいものではない。
特にダバダのアルミシャフトは、突いた時の感触がビビっという感じで、シャフトがショックを吸収してくれている感触のカーボンシャフトとはぜんぜん違う。
もちろん素材だけの違いではないかも知れないけど、今度買うならカーボンシャフトと決めていた。

ホワイトブームの私が次に買う "ホワイト" は何か…それはたぶんヘルメットになる。