苔の森と宇宙 〜稲子湯温泉〜

"山に行かない山岳会"に、日帰りで行った八ヶ岳の話をしたら2名が食いついた。
グリーングリーン 〜みどり池入口からしらびそ小屋〜

女子2号が山に行くのは、昨年の8月以来である。
山頂直下は39度 〜日光白根山〜
その後は、気力が絶好調時の半分以下(私比)で、かつストレス性の急性体調不良などもあるようで、山旅には臆病になっていた。
しかし、ようやくストレスの元になっていた介護生活にも目処が立ち、気力だけは復活傾向。
後は、体力の確認をしながら徐々にアウトドアに復帰するのみである。
そこで企画されたのが、今回のプラン。
目的は温泉宿に泊まってまったりが9割、女子2号のリハビリが1割…という感じだが、久しく泊まりで出かけていない私にとってもウェルカムなプランである。
例によって天気予報のパッとしない金曜日に、たっぷりと酒を抱えて稲子湯温泉に向かった。

IMG_0470.jpg記憶に新しいみどり池入口の駐車場に到着。
なんと女子2号はリュックを新調していた。どうも復活の日に向けて準備だけは怠らなかったらしい。
ただし、今日は前回と同じようにしらびそ小屋まで行き折り返してくるだけなので、リュックの中はスカスカである。

P8020001_20190802.jpgP8020002_20190802.jpg名前のわからない紫色の花と寄生植物のユウレイタケ。

IMG_2088.jpgあっと言う間にしらびそ小屋に到着。
一人だけ自炊をしようと外で用意を始めた途端パラっと雨が降ってきたので、小屋の中でカレーをもらうことにした。
木の実がトッピングされていてとっても美味しい。
女性陣はこれまた美味しそうなラーメン。
窓際では、小鳥(ウソ)とリスが食事をしにやって来た。

IMG_0479.jpg食事の間に雨もあがり、天狗岳も顔を出してくれた。
みどり池に森が映り込み、まさに"みどり池"。

IMG_0486.jpgこの森は歩いていて楽しい。
高い山に登るだけが登山じゃない。時間を気にせず、こうやって森の中を歩くだけでも十分に楽しい。

駐車場に着く20分前くらいから雨が落ちてきたけど、森の木々が雨よけになってくれたのでカッパを着なくても大丈夫だった。

IMG_0504.jpg今日は、ここ稲子湯旅館に泊まる。
駐車場の奥にみどり池へ続く道があったので、明日歩いてみようと思う。
夕食は18時からなので、絶品お風呂に入った後は早速宴会開始。

IMG_0490.jpg待ちに待った夕食。
初めて食べたイワナの唐揚げが美味い。
ちなみに、刺身に見えるのは鯉のあらい。クセがないので鯉が苦手な人でも食べられる。
私は完食したものの、ご飯をもらうことはできなかった。今思えば味噌汁だけでも貰えば良かったと少し後悔。
女性陣は少し(だいぶ?)残していた。

IMG_0492.jpgIMG_0498.jpg翌日の朝。
朝風呂をもらう前に、例の道を散歩してみた。
旅館の裏からみどり池入口までは意外に近く、10分もかからずに着いてしまった。
道も爽やかなので、稲子湯旅館に泊まる人はここに車を停めて歩いた方がいい。(宿泊者以外は有料)

IMG_0500.jpgIMG_0502_20190802.jpg八ヶ岳と言えば苔。
苔の生えた道は楽しい。

朝風呂と美味しい朝食をいただいた後は、特にやることもないので帰る。
国道141号線と県道480号線の交差点(松原湖入口)にある泉屋酒店は、昨日も今日も9時には開店していた。
途中でお酒が買えないと思っていた我々は事前に自宅の近くでお酒を調達していたけど、旅に出た時は出来るだけ地元の酒を飲みたい。
次回は、この酒屋に寄ってみるといいかもしれない。ちなみに、9時前に開店しているかどうかは未確認。

私は学生の頃に南牧村の農場でアルバイトをしていたことがある。
その時にお世話になった家は、今でも当時のままだった。
141号線を走っていると気がつかないけど、いったん国道を離れ、八ヶ岳の方に向かうと高原野菜を作っている広大な農場がある。
今日は時間はたっぷりあるので、当時の畑に寄り道してみた。

IMG_0506.jpgその後は、たまたま通りがかったJR鉄道最高地点を"観光"し、看板に誘われて野辺山の天文台に寄り道してみた。
"望遠鏡が近くで見れればいいや" くらいの軽い気持ちで立ち寄った天文台は、なんと無料で一般公開されていた。
入口で名前を書き、スマホの電源を切ってから "入施設"。
宇宙からやってくる電波を観測しているこの施設内では、スマホが発する微弱な電波もNGなのである。

この施設には、電波望遠鏡だけでなく楽しい解説付きの「4次元デジタル宇宙シアター」などもあり、なんと1時間半以上も楽しんでしまった。
見学コースの最後にあった「パラボラでお話ししよう」では、水も持たず私以上に気楽に立ち寄った女性陣から「喉が乾いた」という声が飛んできた。
野辺山宇宙電波観測所は、大人も子供も楽しめる超お勧めの場所でした。
野辺山宇宙電波観測所