旅するジャケット -スカノラック skanorak-

IMG_1760.jpgカヤックを始めようと思った時から、ジャケットはスカノラックと決めていた。
ヤフオクで「ナイトロ II」として売られていた新品のスカノラックを9,000円で落札し、真夏と真冬を除くツーリングで着続けた。
色褪せ、コーティングもダメになり、カヤック仲間から「いつまでそんなボロを着てるんですかぁ〜」と言われても着続けた。
そして2016年11月、スカノラックはお役御免になり、その後はストームジャケットやセミドライトップを着ている。

自分なりの感覚では、セミドライのフード無しジャケットはショートツーリングのイメージで、フードの付いたスカノラックは、旅に使うジャケット。
しかし最近は、ほとんど "旅型" のツーリングをしていない。
そればかりか、今年出かけたのは、沖縄と春の奥利根湖を除き全て三浦半島で、ワンウェイのツーリングすらしていない。

スカノラックは、いつしかアノラックではなくなり、そしてパタゴニアのラインナップからも無くなってしまった。
フード付きのパドリングジャケットは、いくつかのメーカーからも出ている。
kokatat
palm
LEVEL SIX
モンベル
どれを見ても、自分がイメージする "旅するジャケット" ではない。

もう手に入らない…と思っていた矢先、メルカリで一着のスカノラックを見つけた。

IMG_1758.jpgタグ付き新品。
胸に「patagonia」のロゴがある、ロータスデザインのスカノラック!!
どうしてこんな物が使われずに残っていたのか不思議。
さっそく売主にコーティングの状態を確認すると、「劣化、剥がれ、スレ傷などはなく新品の状態です。」と速攻で返事があった。
購入!!

IMG_1872.jpgスカノラックには、最新ウェアの様な性能は期待できないし、タグ付き新品とはいっても、製造されたのは10年くらい前だと思うので、コーティングの劣化スピードが気になる。
しかし、見事に旅気分が復活。
どこかに行きたくなった!!

myoldskanorak.jpg
旧スカノラックで三浦を行く私