マスクをしない休日

山に行かない山岳会の有志3人で伊豆の貸別荘に行き、マスクをしない休日を過ごす事なった。
貸別荘なので、当然食事は自分たちで用意しなければならないわけで、各自が数品ずつ料理を受け持ち、飲みたいお酒を持ち込むことにした。

食材は事前に買い出してあるので、当日買うのは到着ビールと厚木でシロコロだけ…のはずが、私が料理で使うカルパッチョ用の魚を買い忘れると言う大失態。
まっすぐ貸別荘に行く予定だったのに、急遽熱海のマーケットに寄ることになった。
ちなみに、私たちが入ったのはマックスバリュ熱海小嵐店で、これが大失敗。
買い出しするなら、品揃えの豊富なマックスバリュ熱海店が正解である。

IMG_3607_20200614.jpgIMG_3608.jpg余計な寄り道をしたせいで、チェックインは15時半近くになってしまった。
スケジュールで決められている「16時宴会開始」まで30分もないけど、アウンの呼吸で各自が自分の持ち場で準備を始め、ほぼ予定通りの時間に乾杯をすることに成功した。

IMG_3611.jpgシュニンが持ち込んだやきとりネタもテーブルに並び、"焼肉屋さん" で手羽先を焼き始めた時に、その事件は起こった。
焼肉屋さん兼お風呂担当のシュニンがお湯の状態を確かめにいき、戻って来て一言。
「お湯が出ないみたいっす…」
「へ?😳」
「私は手羽先を見ないといけないので、見てきてもらえます?」
私が確認しに行くと、湯船に溜まっているのは確かに水だった。
なんと!! 事前にメールで送られてきたハウスルールに書かれた「お風呂の使い方」を誰も読んでいないことが判明。
スマホからメールを引っ張り出し、バタバタと給湯器のスイッチを入れて、再度お湯の蛇口を開けた。
お湯が出ている。

絶妙に焼きあがった手羽先を平らげたシュニンが再度お風呂を見に行った。
「お湯が出ないみたいっす…」
「へ?😳」
さっきと同じ会話が復活。
確認すると、キッチンのお湯も出ない。
貸別荘なので、管理人にはメールでしか連絡ができない。
藁にもすがる思いで管理会社にメールすると、すぐに返事がきた。
指示通り外にある給湯システムのリセットスイッチを押すと、お湯が出るようになったものの、少しするとまたダメになってしまう。
しかし、急遽お風呂担当を仰せつかった私が何度も管理会社とやりとりしながら、何とか風呂一杯にお湯を溜めることに成功。
今夜か翌日の朝にガス会社の人が来るらしい。
そして、シャワーのチェックを兼ねて一番風呂に入るのは当然私で…。問題なし!!
これで安心して宴会ができる。

夕方から雨予報だった天気も運よくハズれ、明日まで天気の心配はいらない。
ゴーゴーという風の音で周りの木々が揺れているけど、テラスには風が吹き込まず、非常に爽やか。
虫もいない。
イワナの骨酒をやりながら、シュニンが一枚の写真をスマホで見せてくれた。
それは、私と35年前のガールフレンドが一緒に食事をしている写真だった。
なんであなたがそんなものを持っているんでしょ?!😳

翌日の朝、私がお湯をはり替えたお風呂で朝風呂。
その後女子1号がシャワーを浴びている時に、再び水になった。
日頃の行いの違いである。