灯台下暗し的三崎遊び 〜三浦アルプスから三崎〜
緊急事態宣言中とは言え、政府がやってることは飲食店や居酒屋・バーなどへの時短要請(お酒の提供は19時まで20時閉店)と国民への自粛呼びかけだけなので、この程度の対策でコロナが収まるなら既に世界中の国がコロナとおさらばしているはずだ。
目の敵にされた飲み屋に配られる時短協力金は1日につき6万円なので、私が行くような家族経営の小さは店はしっかり時短営業している。
しかし、大手飲食店や器の大きな店が1日たった6万円もらっても店が潰れてしまう。
なぜ、諸外国と同じように店の規模に応じて協力金を給付しないのだろう?
もし自分がそういう店を経営していたら「やってらんね〜よバ〜カ」と役人に憎まれ口の一つも言って、しっかりとした感染対策をしつつ営業すると思う。
また、政府や自治体が発表する毎日の感染者数もあてにならない。
検査を減らしているのは明らかで、たったの2000人しか検索していないのに「今日の感染者は200人に減りました…」とか言われても、何の参考にもならない。
私は感染者ゼロの声を聞くまで、油断しないで暮らそうと思ってる。
…とまあ、そんな状況の今日、時間を気にせず飲めるとしたら泊まりがけでどこかに行くしかない。
そして2月21日 日曜日、1月の浜諸磯民宿泊まりに続き今回も三浦半島。
お初の三崎で泊まることにした。
参加者は3名。
私は、自宅から1時間で行けてしまうので、三浦アルプスを歩いてから向かうことにした。
所用のあるシュニンは宿で合流、暇人女子1号は私のプランに乗ることになった。
もともとこの時期は田浦の梅が満開になるので、iPhoneのカレンダーにメモしてある。
コロナで中止になってしまった田浦梅林まつりは、2月13日〜3月7日で開催される予定だったので、当然満開の梅を期待していたけど、実際の様子はこんな感じ。1週間くらい早い?
まぁそれでも、木によっては三分ほど咲いているものもあって、とりあえず見れて良かった。
木に咲く花は空を見上げることになるので、青空だと映える。
前回の三浦アルプスは、ミスコースしまくったけど、今回はミスコースなし…というかミスコースするような分岐も無かった。
ふむ、前回のアレはなんだったんだろう…。
⇨間違いだらけの三浦アルプス
今日は風が強いので葉山の海は大荒れ。
途中、河津桜見物の渋滞に巻き込まれながらも予定通りに三崎の宿に到着。
先に着いたシュニンと共に、まずは到着ビールで乾杯する。
宿は自炊ができるけど、店が閉まる20時までは地元にお金を落とさなければならない。
ささ〜っとシャワーを浴びて、16時に予約している一次会の居酒屋に向かった。
ところが、この一次会の店が最悪。
お客さんが少ないにも関わらず、注文した料理が出てくるのが遅かったり、注文自体が通っていなかったり…。
手持ちぶさたのまま焼酎のボトルを半分空けたところで堪忍袋の緒が切れ、この体たらくな店を出ることにした。
以前、他の店でシャリシャリに凍ったマグロを出された事もあり、どうも三崎の居酒屋にはついていない。
次に入る店は絶対に失敗できない…って事で、間違いのない行きつけの店に入店。
ワインに合う美味しい料理を頂き、気持ちが復活した。
その後テキーラを一杯やってから宿に戻り、テイクアウトしたやきとりで一杯。
久しぶりの仲間飲みは楽しい。
翌日。
今日は三崎周辺をサイクリングする。
私はDove Plus、シュニンは久しぶりに引っ張り出したミニベロのGIOS、女子1号は電動アシスト自転車をレンタルした。
ところが、最初に向かった小網代の森はなぜか全面閉鎖中。
運動不足のシュニンは既にやる気を無くしているけど、自転車を1日レンタルした女子1号はやる気満々。
レンタルポートでもらったサイクリングマップを見ながらコースを決め走り始めた。
シュニンは午後から用事があるとのことで、結局16キロだけ走って女子1号の1日レンタルコースは終了。
牡丹でチャーシュー麺を食べて打ち上げになった。
今回、灯台下暗し的に企画された三崎での一泊二日ぶらり旅は、思いのほか楽しかった。
まだまだ続くコロナ禍の世の中、なんとか工夫して楽しい時間を過ごしたいものである。