対物超過修理特約

先日、友人から「○○ちゃんの車は古いから、事故だけは気をつけた方がいいよ。相手が100%悪くても保険で直してもらえないから…」って言われた。
そういえば、以前仕事でつきあいのあったある会社の部長さんが、こう話していた「オートバイを乗っていた時に、右折で止まっていた対向車が突然出てきてぶつかったんだけど、壊れた古いオートバイは結局直してもらえなかった。」
そんなバカなあ〜と思って、ネットで「古い車 事故 保険」で検索してみたら、本当にそうみたい。
知ってました?
普通乗用車の耐用年数は「6年」と決められているらしく、6年経つと車の価値は「ほぼ0円」。なので「価値0円」の車を直しても保険会社から修理代が払われないということのようです。
これは、保険会社が悪いというよりも法律(裁判所の考え方?)がそうなっているみたい。
僕は、この15年くらいずっと古い車しか乗っていなかったから、もし、もらい事故にあっていたら直してもらえなかったことになる。

で、調べていた時に知ったのが自動車保険の特約で「対物超過修理特約」というのがあるってこと。
これは、上記の様なケースでも保険金を支払ってもらえる、とってもいい特約。(ただし上限あり)
ちなみに、自分が加入している自動車保険には、この特約を付けていなかったので、さっそくこの特約を付けることにしようと思う。
自分がいつ加害者になるかわからないし、その時に相手の車が「古いけど大事にされている車」だったら、絶対に直してあげたいですから。
全ての人が「6年以内の新車」に乗っている世の中なんて気持ち悪いし、古い車に愛着を持って乗っている方が不幸にならない為にも、「対物超過修理特約」が自動車保険の基本契約に含まれるようにするべきだと思う。

続報)
どうも自分が加入している保険には、「対物超過修理特約」がないらしい。
ちなみに、下記の保険会社にはあるみたいなので、こりゃ保険会社チェンジですかね。
三井ダイレクト損害保険
SBI損害保険