IS-AMU Log.

カヤックでのGPS利用には、二通りの使い方がある。
一つは "航行を記録するため"。
もう一つは "ナビゲーションのため"。

"ナビゲーションのため" については、海峡横断や霧で周りが見えなくなっちゃうような場合には有効だと思うけど、通常のコースタルカヤッキングの場合では、あまり必要ない。
知らない海に行って、地図を見ても自分がどこにいるのかわからない…ってな事もあるかもしれないけど、よっぽど大雑把な地図でもない限り、今いる場所はわかる。
自分は、まだ海峡横断の様な冒険をやってみたことがないので、その時にGPSを使った方がいいのか、それとも機械に頼らず地図とコンパスと五感で航海した方がいいのかは、よくわからない。
たぶん、基本的には自分のナビゲーション力と経験で方位を決めて、その補助・確認としてGPSを使う…ってのが一番安全なのかな。

GPSの利用目的としては、たぶんほとんどの人が "航行を記録するため" に使っているんだと思う。
で、よく使われるGPSは、「GARMIN eTrexシリーズ」か「Holux M-241」のどっちか。

カヤックを始めた頃、興味があって調べてみたけど、GARMINはけっこう高い。
Holuxは安い。
でも絶対に必要なものじゃないので買わなかった。

…と思っていたら、iPhoneに「iTrail」というアプリをインストールすれば、似た様なことができるってことがわかった。
（会社から提供されているiPhoneにそんなものを入れていいのか?! ってことは隅っこに置いておく。）

最初に設定する「活動形態」には残念ながら「カヤック」という項目はないが、記録を開始してからの時間や平均速度なども表示されるし、位置情報の記録も5〜180秒間隔で指定できる。
詳しくは、iTrailのサイトでどうぞ。
http://homepage.mac.com/takashi_shiraishi/iTrail/index.html

記録された位置情報は、iPhoneでGoogleマップ上に表示させたり、データを自分宛にメール送信してPCでGoogleマップにインストールして見ることもできる。
実際に表示させてみたのがコレで、最近このブログの中でも載せている。

けっこう使える？！
iTrailのインストール費用350円也。

(あとがき：2011-3-9)
iTrailの活動形態選択画面には「飛行」というのがある。
これって...選んでみたい〜。

(あとがき：2011-10-9)
iTrailは、途中でログが取れていないことが数回あったので、「GPS-Trk 2」に変更した。
「GPS-Trk 2」は、操作も簡単＆高機能なのでいいかも。
⇨楽園は近くにあった 1日目〜伊豆浮島から千貫門〜