政治にスポーツマンシップを

前原さんが外務大臣を辞めた。
自分は、特に彼の支持者ではないけど、前原さんは権力や個人の損得の為に動くような悪い人ではない様に思うのは自分だけかなあ?

もちろん、法律に違反したことは確かなので言い逃れはできない。
しかし、強硬な口調で口撃する野党の議員よりも、素直に違反を認め謝罪した前原さんの方が大人らしい態度に見えた。
現に、そのやり取りを見ていた家の子供達は、野党に対して "今まで散々ひどい政治をしてきたくせに何様のつもりだあ〜" っと、子供らしくない乱暴なことを言ってた。
まあ〜もっともだけど。
ちなみに、もし自分が一緒に飲むなら絶対に前原さんかな。

どうも最近の政治家達の言動を見ていると ”これが日本の代表者達なの?”って感じでガッカリする。
政権交代を成し遂げて、念願の政権運営を任された民主党は期待はずれだし、寄ってたかってアラ探しをしている野党も "なんだかな〜" って思う。

スポーツの世界なら、例えば地区予選があって、そこで勝ち抜いたチームが全国大会に行くような場合、負けたチームが勝ったチームに対して「俺たちの分まで頑張ってくれよ! 応援してるぜ!」ってな感じで送りだすと思う。
ところが、政治の世界は足の引っぱり合いばかりしていて、これじゃあ世界大会ではとても勝てない。

野党は、選挙での負けは負けとして認め、次の選挙までは日本が勝てるように政権に協力し、"国の為の政治" をする度量の大きさを見せてほしい。
そして、次回の選挙でまた政権が交代しても同じことが民主党に言える。

国益を中心に考えることで、国会も政策に対する議論が中心となり、メディアもそれを伝える事ができる。
各党や各政治家の意見や姿勢が、今とは違った形で見える政治であってほしい。