昆布に囲まれ、海苔で締める 〜城ヶ島から毘沙門〜
今日も暇人ワンチャンと南三浦。
集合は城ヶ島の無料駐車場。
開門は8時だが、毎回遠足気分のワンチャンは6時半に到着。
おにぎり2個をたいらげた後、駐車場の片隅でウィスパーを組立始めた。

自分は7時過ぎに到着。
ほどなく門の鍵を持った人が来た。
おお〜、なんと「そば新」のおじさんだ!
今日は日曜日なので、8時前に開けてくれるとのこと。
30分で準備完了。
ここからフェザークラフトのパックカートを使って、城ヶ島大橋下の砂浜まで運んで行く。

夏場はいつも沢山の人がいる海岸も、まだ静か。
今日のコースを確かめ合ってから出発。
先週より、ちょぴっとだけ水がきれいかな?!
観音山の辺りには釣り人がたくさんいて、びゅんびゅん仕掛けを遠投している。
飛ぶねえ〜〜。
ちゃんと糸は見えてますよっと釣り人に挨拶をしながら、岸から離れた所を漕いで行く。
毘沙門のまあるい山の辺りに上陸。
横瀬島と同じ様に、この砂浜(貝浜)もピンクで綺麗だけど、水はいつもより濁っている。
少し休憩した後、カヤックを反対側の岸まで運んで横瀬島に行くことにした。

30mくらいしか離れていない反対岸はこんな状態。
昆布が大量に打ち上がって乾燥している為、なんだか辺り一面昆布の匂いがプンプン。
ハエの様な小さな虫もいっぱい集っているし、足の踏み場が無いって感じ。
さっさと "昆布だし" で茶色く濁った海岸を後にした。

出艇直後、4人のパーティが100mくらい離れた辺りを漕いでいった。
その内の3艇がフェザークラフト。
珍しいね。
5分も漕がずに横瀬島に上陸。
凛々しく最上部の岩にたたずむ一羽のトビがお出迎え…というかそっぽ向いているからお出迎えしてないね。
調べてみたら、タカ科であるトビの翼開長は150〜160cm。
まじかで翼を広げられたら、そうとうデカそうだ。
それにしても、"ここは俺の島だぜ" って感じで、カッコイイ!
お邪魔します。

前回と違って今日は潮位が高いから、なかなかいい感じ。
ガンガンに冷やして持って来たビールとお菓子で、しばしノンビリ過ごした。
さて、まるよし食堂に昼飯を食いに行こう。
しかし、今日は先日の台風の影響で周期の長いウネリがあり、横瀬島の上陸地点にも、時々大きな波がザザ〜〜んと入って来る。
まず、浮かぶ前にスプレースカートをしっかり着けたワンチャンを、ぴゅ〜んと送り出した。
次は自分。
浮かぶと同時に猛ダッシュして、ブーマーポイントを抜けようとした時に、左からドド〜んと波が砕けてきた。
一瞬、1ヶ月前の事が脳裏をよぎったけど、なんとか踏ん張って乗り越えた。
まるよし食堂では、前から気になっていた「はばのり定食」を注文。
ただ海苔をご飯にかけて食べるだけの定食なんだけど…旨かったあ。
はばのり最強。
(photo:TG-310)
