物事には順序がある

minshutou2.jpg 物事には順序がある…はず。

いま民主党は、震災の復興に必要な費用や、B型肝炎の賠償費用などを、やたらめったらな増税で捻出しようとしている。
それこそダムが欠壊したかのごとく、怒濤の増税案ラッシュである。

まあ、何も無くてもお金が足りないんだから、バカの一つ覚えみたいに増税・増税ってなるのも予想はできていたけど、そもそも国って、不測の事態が起こった時の財源って準備していないものなの?

37年前に2年間の暫定で増税されたガソリン税が現在も続いているように、国が言う「臨時の増税」ってのはまったく信じられない。
すぐに忘れてしまう国民も情けないが、たぶん一度上がった税金は下がらないような気がする。

ちなみに、百姓一揆が起こった時代に百姓に課せられた年貢が七公三民なんて聞くと、すごく多いように感じるけど、実際は3割くらいだったらしい。
…ってことは、現代の方がなんだかんだで納めさせられてる税金が多いってことだ。
よくみんな黙ってるね。


そもそも、民主党の公約はどうしちゃったんだろ?
1)国家公務員の総人件費2割削減
2)ガソリン税の暫定税率廃止
3)中小企業の法人税率半減
4)公立高校の授業料無料化
5)高速道路の無料化

物事には順序がある。
公約を守った上で、国民に協力を求めるというのが筋だと思うんだけど…、どうなんでしょ。