舵が無かった日本

自民294、民主57、維新54、公明31、みんな18、未来9、共産8、社民2、大地1、国民新1、無所属5

日曜日に行われた衆議院選挙の結果だ。
ほとんどの人は、民主党に幻滅し、消去法で自民党を選んだのではないかと思う。
そして、民主党は、"民主党" という名前では、今後二度と国民の信頼を得ることはないだろう。

投票率は60%に届かなかった。国民の4割りは声を上げなかったということになる。

では、国民は舵を切れなかったのか?
いや、そもそも切れる舵が無かったのが、国民を悩ませた原因だと思う。


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このグラフは、選挙前にやってみた「えらぼーと」の結果。
私と自民党議員の相性は27%で最低。
しかし、新党大地や共産党は選択できない。

個人的には、橋下氏に力を持たせてみたかった。
ところが、維新は何を考えたか石原氏と組み、地道に積み上げてきたアイデンティティを一気に失ってしまった。
私も、小選挙区、比例どちらも維新を選択しなかった。
もし、維新、みんな、未来の一部が一緒になっていたら、第三極として選択枝の一つになり、多くの国民にとってわかりやすかったと思う。
そして、選挙に行かなかった人達を投票所に向かわせる事になったかもしれない。

国民は舵をきりたかった…しかし、舵が無かった。


次の選挙までの4年間は、日本が "止まり" または "後退し"、その間に世界の動きから大きく隔離することになるような気がする。
失われる4年はあまりにも大きい。

(あとがき)
橋下徹は残念な人物であることがわかった。
話もうまく情熱的なのに、いかんせん思考が偏っている。
人と対決するしか解決方法を知らないかのようだ。
きっと自己中心的で人の話を真面目に聞かない人なのだろう。