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8月16日、自宅を早朝に出発し秋田県羽後町に向かう。
西馬音内盆踊りは3回目。2010年以来3年ぶりになる。
⇨西馬音内へ
⇨西馬音内盆踊り

渋滞も無く、のんびり走って14時に五輪坂アルカディア公園に到着した。
駐車場の近くでは、すでにいくつかのテントが張ってあり、キャンプ場を探すまでもなかった。
炊事場に「キャンプ場利用について」の説明書きあり、ここで初めて事前の予約が必要だったことがわかった。
まっ、来てしまったものは仕方がないので、すぐに役所に電話して当日申込みのお許しをもらった。

木陰を見つけて陣地設営。
水場の辺りは人がウヨウヨしそうなので、少し離れた所にしてみた。

さっそく風呂道具を持って、歩いて5分の所にある五輪坂温泉としとらんどに行く。
夜21時までやっている日帰り温泉は400円(17時以降は300円)。
ちなみに、今日はお祭りなので23時までやっているらしい。
ふむ…うまくいけば、寝る前にひとっ風呂浴びれるかもしれない。

寄せ太鼓が始まる前に、祭り前の雰囲気を楽しむことにした。
盆踊りの開始までは、まだ1時間以上あるのに、気の早い観光客が、すでに有料の観覧席や仕切台に座っていたりする。

盆踊り会場を突っ切り、西馬音内郵便局の近くにある御嶽神社に行ってみた。
なんだか沢山の木が伐採されていたけど…なんでだろ？
どの町や村でも、必ず一つは古い神社があるので、時間のある時は寄ってみている。

民芸品やお土産を売る店。
独特な端縫い衣装に編み笠を身に着けた踊り子さんをモチーフにしたお土産品は、どれも品があって美しい。

会場中央にあるかがり火広場に移動して一杯開始、寄せ太鼓も始まり場内も盛り上がってきた。
地酒の「両関」がうまい！

気分良くなったところで、裏路地を通って囃子舞台のある盆踊り会館が見える場所まで移動する。
途中で見えた月にはうっすらと雲がかり、その先からお囃子の笛や太鼓の音が聞こえてくる。
天気は大丈夫そうだ。

囃子舞台の前では、年配の踊り子さんが編み笠の準備を始めていた。
盆踊りは、2部構成になっていて、"大人の時間" は21時から。
それまでは、大人の踊り子さんは少なく子供達が多い。

ちなみに、盆踊りを観るお勧めの時間は21時からなので、それまではゆったり酒でも飲みながら過ごすといい。

"大人の時間" が始まった。
がんけ「亡者踊り」が30分続き、それが終わると、"大人の歌詞" に変わった音頭が始まる。
美しく色っぽい踊り子さんを見つけられたら最高！
目も心も奪われてしまい、あっという間に時間が過ぎていく。


盆踊りは23時まで続くが、早めに会場を後にし、ザブンと温泉に入ってテントに戻った。
若者達が飲み食いしている声が少し大きいが、0時を回ると、その声も小さくなった。

明日からは、2日間かけて雄物川を下る。
昨日までは晴れマークが並んでいたのに、今見る天気予報では明日の夜から一部では雨が降り、秋田の日曜日は、早い時間から雨マークに変わってしまった。
ふむ…明日からの事は明日の朝考える事にして、寝てしまおう。

背中の辺りに木の根っこがあるけど、気にしない。

(2日目につづく)