春の海 〜三戸浜周辺〜
世の中は桜桜で、お花見まっさかり中。
この週末は都内の運河か大岡川へ花見カヤックに行ってみようかと考えていた。
ところが、都内の運河は、出艇・撤収場所をどこにしよう…などとルートを考えているうちに毎回興味がなくなってしまうし、大岡川の花見カヤックも、人ごみの中でカヤックを準備したり、漕いでる時に両側から見られるのも恥ずかしいので、こちらも考えているうちに毎回興味がなくなってしまう。
と言う事で、"普通に" 海で漕ぐことにした。
海況は、昨日の強風の影響でウネリが残っているのはいいとして、午後から西風がドド〜ンと吹き始める予報。
タケさんと三崎口駅で待ち合わせし、タクシーで三戸浜に向かうと、既にワンチャンウィスパーは組立てが終わっていた。
相変わらず素早い!
(撮影:ワンチャン)
静かな三戸浜は何処へやら、今日はやたらとカヤッカーが多い。
ワンチャンからの情報によるとカヌーライフの取材漕ぎとのこと。
なるべく取材の邪魔にならないよう、組立てたカヤックを少し離れた場所まで運んだ。
さて、例によって出艇前のブリーフィング。
ふむ…約1名、リビングからそのままやって来た様な雰囲気の奴がいる。
「ウォーターブーツを忘れてきちゃったので、コンビニでスリッパを買ってきました。」…とは聞いていたけど、まさかこんなモコモコのやつだとは思わなかった。
そのまま行くわけ?
10時少し前にカヤックを浮かべた。
西風ドカ〜ンの前に帰ってきたいので、南風に変わってから2時間以内に戻って来れるよう近場を散策することにする。
(撮影:ワンチャン)
昨日の風でかき回されたせいか、潮の透明度はイマイチだけど、ゆったりしたウネリの海を進むのは気持ちがいい。
前回の東伊豆特訓漕ぎでは、タケさんが腰痛を再発させ、ワンチャンは左肩の筋肉を痛めた。
⇨東伊豆のいちばん長い日 〜伊東から富戸〜
今日は、そのリハビリ漕ぎも兼ねている。
ふとデッキコンパスを見ると、方位があらぬ方角を指している。
壊れた?
というか…デッキコンパスって壊れるの?
30分で諸磯に到着。
このまま岩礁帯の間を抜けて、尾上町の方へ向かうが城ケ島へは行かない。
久しぶりに好物のバナナで海上休憩。
ウイスキーは忘れてしまった。
この辺りはめったに漕ぎに入らない。
物珍しさもあって、ご近所探検隊と化したリハビリチームは入り江をウロチョロしてみる。
南向きの海岸には、海抜の低い位置にしゃれた建物が建っている。
津波が来たら一発でおしまいだと思うけど、この辺りは高波も来ないのだろうか?
別荘なのか人が住んでる家なのかわからなかったが、後で調べてみたらどこかの会社が保有する施設のようだ。
右側の白い建物のそのまた右側にある、使っていなさそうなほったて小屋でかまわないので、恵んで欲しいものである。
その辺りの浅い岩場も探検してみる。
なんとかバックしないで通り抜けられたけど、もう少し潮が引いたら座礁しそう。
さて、お腹がすいたので荒井浜で昼飯にしましょう。
来る時に通り抜けられた諸磯の岩礁帯は、微妙なサーフ状態。
タイミングを誤って大波をくらうと危ないので、安全を期して、大外周りで迂回する事にした。
ところが、これが大正解!
そこには、ワイルドで優しい海があった。
大海原のウネリが気持ちよく入り、またとない極楽の海になっていた。
これには、三人とも大喜び。
来てよかったあ〜〜!
極楽の海を漕ぎ抜け、ウネリに押されながら荒井浜に上陸した。
浜に降り立ったタケさんは、こんな感じ。
ふむ…このスタイルには、見ているこちらを脱力させる秘密のパワーがあるようだ。
最初はひげ爺の海上亭で食べようと思っていたけど、天気がよくポカポカなので、外でピクニックすることにした。
何故か全員がラーメン。
後日、この写真を見たタケさんからメールがあった。
「意外と違和感ないですね。大自然の風景に溶け込んでいます。」
うんにゃ、間違いなく違和感がある!
久しぶりに気持ちのいいランチタイムを過ごした後は、油壺湾を散策することにした。
停泊しているヨットのあちこちでパーティが行われていて、楽しそうな声が湾内にこだましている。
そして我々も、いちおうお花見ができた。
さて、風が上がる前に帰還しましょう。
午後1時半に三戸浜に帰還し片付けを始めると、ほどなく西風が上がってきた。
浜辺ではハマダイコンの花が咲き、戻ってきたカヤッカー達が談笑している。
春の海になったね!
(あとがき:2014-4-6)
デッキコンパスを見てみると、中の心棒が、軸受けから外れていた。
こんな壊れかたするんだね。
新品買います。
この週末は都内の運河か大岡川へ花見カヤックに行ってみようかと考えていた。
ところが、都内の運河は、出艇・撤収場所をどこにしよう…などとルートを考えているうちに毎回興味がなくなってしまうし、大岡川の花見カヤックも、人ごみの中でカヤックを準備したり、漕いでる時に両側から見られるのも恥ずかしいので、こちらも考えているうちに毎回興味がなくなってしまう。
と言う事で、"普通に" 海で漕ぐことにした。
海況は、昨日の強風の影響でウネリが残っているのはいいとして、午後から西風がドド〜ンと吹き始める予報。
タケさんと三崎口駅で待ち合わせし、タクシーで三戸浜に向かうと、既にワンチャンウィスパーは組立てが終わっていた。
相変わらず素早い!

静かな三戸浜は何処へやら、今日はやたらとカヤッカーが多い。
ワンチャンからの情報によるとカヌーライフの取材漕ぎとのこと。
なるべく取材の邪魔にならないよう、組立てたカヤックを少し離れた場所まで運んだ。

ふむ…約1名、リビングからそのままやって来た様な雰囲気の奴がいる。
「ウォーターブーツを忘れてきちゃったので、コンビニでスリッパを買ってきました。」…とは聞いていたけど、まさかこんなモコモコのやつだとは思わなかった。
そのまま行くわけ?
10時少し前にカヤックを浮かべた。
西風ドカ〜ンの前に帰ってきたいので、南風に変わってから2時間以内に戻って来れるよう近場を散策することにする。


昨日の風でかき回されたせいか、潮の透明度はイマイチだけど、ゆったりしたウネリの海を進むのは気持ちがいい。
前回の東伊豆特訓漕ぎでは、タケさんが腰痛を再発させ、ワンチャンは左肩の筋肉を痛めた。
⇨東伊豆のいちばん長い日 〜伊東から富戸〜
今日は、そのリハビリ漕ぎも兼ねている。

壊れた?
というか…デッキコンパスって壊れるの?

このまま岩礁帯の間を抜けて、尾上町の方へ向かうが城ケ島へは行かない。


久しぶりに好物のバナナで海上休憩。
ウイスキーは忘れてしまった。
この辺りはめったに漕ぎに入らない。
物珍しさもあって、ご近所探検隊と化したリハビリチームは入り江をウロチョロしてみる。
南向きの海岸には、海抜の低い位置にしゃれた建物が建っている。
津波が来たら一発でおしまいだと思うけど、この辺りは高波も来ないのだろうか?
別荘なのか人が住んでる家なのかわからなかったが、後で調べてみたらどこかの会社が保有する施設のようだ。
右側の白い建物のそのまた右側にある、使っていなさそうなほったて小屋でかまわないので、恵んで欲しいものである。


なんとかバックしないで通り抜けられたけど、もう少し潮が引いたら座礁しそう。

来る時に通り抜けられた諸磯の岩礁帯は、微妙なサーフ状態。
タイミングを誤って大波をくらうと危ないので、安全を期して、大外周りで迂回する事にした。
ところが、これが大正解!
そこには、ワイルドで優しい海があった。
大海原のウネリが気持ちよく入り、またとない極楽の海になっていた。
これには、三人とも大喜び。
来てよかったあ〜〜!

浜に降り立ったタケさんは、こんな感じ。
ふむ…このスタイルには、見ているこちらを脱力させる秘密のパワーがあるようだ。
最初はひげ爺の海上亭で食べようと思っていたけど、天気がよくポカポカなので、外でピクニックすることにした。

後日、この写真を見たタケさんからメールがあった。
「意外と違和感ないですね。大自然の風景に溶け込んでいます。」
うんにゃ、間違いなく違和感がある!

停泊しているヨットのあちこちでパーティが行われていて、楽しそうな声が湾内にこだましている。
そして我々も、いちおうお花見ができた。
さて、風が上がる前に帰還しましょう。

浜辺ではハマダイコンの花が咲き、戻ってきたカヤッカー達が談笑している。
春の海になったね!

デッキコンパスを見てみると、中の心棒が、軸受けから外れていた。
こんな壊れかたするんだね。
新品買います。
