キャンプの日 南三浦2日目〜毘沙門から三戸浜〜
2日目の朝。
昨日の夜は、予報通り少し風が吹いたけど朝には収まっていた。
ゴミはこんな感じで海岸に打ち上がっている。
ん〜…美しくない!
できれば、でっかいゴミ袋を持ってきて片っ端から綺麗にしたい。
でも、ここは浮遊物が流れ着く場所。時間が経てばまたゴミの山ができあがってしまうだろう。
それにしても、やたらペットボトルが多いのが理解できない。
飲み干したボトルを海に捨てるんだろうか?
でも、万が一この中に、ボトルメールが流れ着いていたら最高だ。
記録では、約100年前に海に流されたボトルメールがあるらしい。
ハマちゃん家の朝飯は「うどん」。
ふむ…なんだか前回よりもグレードアップしているよ〜な…。
具材も増えてるし、ざるやつけ汁を入れるお椀まで出てきた。
そして食事の後は、自宅で豆を煎り挽いたというコーヒーでドリップを立てている。
ふむ…荷物は自分よりも明らかに少ないのに、次から次へと快楽グッズが登場するとは…やっぱり旅慣れた人は違う〜と感心してしまった。
以前、広げたテントから干涸びたフナムシがでてきた事があってからは、フナムシや足長クモが紛れ込んだままテントを畳まない様にしている。
また、パドリングシューズの中もフナムシの好きな場所。
無造作に履くと気色悪いので、シューズを叩いたり、海で洗ってから履く様にしている。
今回も十分水でゆすいでから履いたはずなのに履いたとたんつま先辺りがムズムズ。
慌てて脱いで中を確認すると、小さなフナムシが5〜6匹でてきて焦った。
今日は、日帰りでタケさんが合流する。
出艇場所の城ケ島京急ホテル脇まで行きましょう。
昨日の着岸と違って、この時間はほぼ満潮。
日影から日向に出ると…、お〜今日も暖かい!
本日の城ケ島もベタ凪ぎ。
けっこう岸から離れた場所でも海底が見渡せる。
透明度が高いってこともあるけど、これだけ浅ければちょっとしたウネリでブーマーも立ち上がる訳だと納得。
京急ホテルの前で、海の上からタケさんに電話すると、「もうすぐ着きますよ〜」という声が返ってきた。
見ると、いつもの様に前傾姿勢でカートを引っぱるタケさんの姿が確認できた。
釣り人やスノーケルの人を避けながら城ケ島に上陸。
三崎港側はカヤック侵入禁止だけど、この場所は堤防の外なのでOK。
タケさんは、今週からカナダに遠征する。
現地ではカヤックをレンタルする事が難しいらしく、ひょっとしたらフェザークラフトを持って行くかもしれない。
それにしても、ガンネルのエクステンションバーが曲がってますけど…なんで?
ほぼ組立てが終わったウィスパーXPの脇で、真面目な顔をして話し込む私とハマちゃん。
でも、顔は真面目でも話しの内容が濃いかどうかは別問題。
ハマちゃん家とは、ここでお別れ。
二人は長浜まで行き、ソレイユの森にある「海と夕日の湯」で一っ風呂浴びて帰るらしい。
私とワンチャンは諸磯で休憩し、城ケ島南岸を漕ぎに行くタケさんを待つことにする。
諸磯では、昨日キャンプをしたグループの焚火跡がそのまま残っていた。
三浦半島は、他の地域に比べて自由がある。
にも関わらず、海岸を使うマナーが悪いと、そのうちバーベキューもキャンプも禁止になってしまう。
そんな規則ができたら、守るのはマナーの良かった人達だけで、マナーの悪かった張本人達は規則を無視してやって来るんだろう。
なんだか悲しい。
真夏の様に賑わっている荒井浜を横目に見ながら三戸浜に向かう。
この賑わいも、たぶんこの連休が最後だろう。
本当のカヤックシーズンは、静けさが戻るこれからだ。
(あとがき)
三戸浜で撤収していると、トラベルスタイルバッグの中にクロスリブの破片が落ちていた。
今度は1番リブなのね(^^;
⇨3番到着