夏の手順 〜諸磯〜

8月2日 日曜日。
こうまで暑い日が続くと、ダラダラと家に居続けるのも疲れてしまう。
いつでも冷えたビールが飲めるのはいい事だけど、家の中では美味さも半減。
ならば、外でビールを飲もうと計画を立ててみた。

最終目的地は「三崎」。
夏に美味いビールを飲むためには、いくつかの手順を踏まなければならない。

諸磯 三浦海岸で一度下車し、駅前のお土産物屋さんでサザエを仕入れてから諸磯に到着。
先客の男性に挨拶して、草地にザックを降ろした。
今日は、ヒルバーグ XP10をヘキサ風に張るために、200センチのアルミポールとスノーピークのライトタープポールを1本づつ持ってきている。

ザックからタープを取り出して草地に広げると、なんだか背中にアツ〜イ視線を感じた。
ふむ…私がタープを設営する様子を先客の男性が見ている。
観客がいる以上、いかにも手慣れた様子でササ〜と張らなければならない。

ヒルバーグ HILLEBERG Tarp XP10 こんなの余裕で張っちゃうもんね〜という雰囲気を醸し出しながら、無事に設営が完了。
この張り方なら、長いポール1本と短いポール1本で高さを稼げるので、なかなかいいのではないでしょうか?

ヒルバーグ HILLEBERG Tarp XP10 ちなみに、XP10のガイポイントに付いているリングは径が大きいので、細いポールだとひっかからない。
そんな時は、結束バンドをこんなふうに使ってひっかければ大丈夫。

諸磯 水着に着替えて、さっそく涼し〜い海の中へ入るも、こんな感じで透明度はイマイチ。
今日は、潮位差が160センチ以上あって、干潮は12:10。
既に潮が引きまくっていて、なんだか別の場所に来ているみたいだった。

ウニ殻ウニの殻

撤収後、2キロの道のりを歩いてクアーズMISAKIに到着。
さっぱりと汗を流し、脱衣場の扇風機にあたりながらカキ氷を食べてさらに汗を引かせた。
三崎ロータリーまではたったの900メートルだけど、涼しいバスで移動して、目的地の焼き鳥屋に向かった。

ガ〜〜ン!
音羽のシャッターが閉まってるっ!

頭の中は朝から焼き鳥&ビールで出来上がり、美味いビールを飲むための手順もきっちり踏んできたのに…。
仕方がないので2軒目に考えていた店で、のんびりまったりとビール&ワインをやることにした。
結果的には、これはこれでオッケイ。
暑い熱い真夏の一日も思い切って外に出れば楽しく過ごせました。


(あとがき:2015-8-3)
音羽では土曜日に来たお客さんから大量の注文が入り、仕入れていたネタが無くなってしまった模様。
確実に美味しい焼き鳥を食べるには、土曜日に行かなければならない事が判明した。