フェザークラフトカヤック生産中止

ついにこの日が来てしまった。
フェザークラフトカヤック生産中止…。
ちょうど1年前の2015年11月14日にも、同じようなアナウンスがあった。
どうなる?Feathercraft

そして2016年5月20日、工場を移設すると共に体制を一新し、新たなスタートを切った…と思っていた。
Exciting times!! Feathercraft

perfectassistant.jpghttps://fckayaks.wordpress.com/2016/11/10/perfect-assistant/
2016年10月10日のFeathercraftのブログには、カフナのスキンをカットしている作業台の上でお孫さん(?)が遊んでいる様子が紹介されている。
それから3週間後、ダグは生涯をかけて取り組んだヤックの生産を中止するという決断を下した。
いったい何があったんだろう?
日本の代理店であるエイアンドエフのサイトには、「フェザークラフトカヤックに関する重要なお知らせ」として、とても短いアナウンスが掲載されているだけなので詳細な事情はわからない。

フェザークラフトは、唯一無二の遠征用スキンカヤックであり、世界に同じものは無い。
幸運にも我々は、その世界最高のカヤックを手に入れることができ、見た事もなかった世界に連れて行ってもらえた。
しかし今、同じような夢を持った人がいても、このカヤックを手に入れる事はできない。
これは一企業が単に業務を終了するのとはわけが違い、アウトドア業界の大いなる損失だと思うのは僕だけだろうか?

たぶん、この二度目の決定が覆る事は無いだろう。
しかし、何か手立ては無いのだろうか?
日本には、ダグが信頼を寄せるいくつものディストリビューターがいる。
そして、日本には素晴らしい技術もある。
フェザークラフトカヤックの火を消す事なく、日本でライセンス生産をする事はできないのだろうか?

「フェザークラフトカヤックが日本で生産再開」…いつか、そんなニュースを聞いてみたい。