スマホがウナギになった日 -iPhone SE-

金曜日、三崎のロータリーでバスの時間を確認しようとした時にそれは起こった。
ポケットから取り出したスマホが、まるで生きたウナギのように私の手をすり抜け、飛んで行った。
ソフィア・フローシュ選手は時速276キロで壁に激突し脊椎を骨折したが、拾い上げた私のスマホは時速20キロでコンクリートの縁石に激突しガラスが割れていた。

私が使っているスマホは1年半前に購入した最後のスモール「iPhone SE」。
大画面が嫌いな私にとっては、できるだけ長く付き合いたい相棒である。
最後のスモール

この事故で重傷を負ったが、幸いにも本人は傷を負った自分に気が付いていないようで、何事もなかったように動いてくれている。
愛すべき健気さである。
翌日、家に帰るやいなや「ご老体LIFEPROOF」に入れ、傷の悪化を防ぎ一安心。
ちなみに、この「ご老体LIFEPROOF」が活躍するのは二度目である。
復活の日

アップルの修理サポートは以前とはシステムが変わり、近場の電気店でも対応してくれるようになっていた。
さっそくキタムラに電話してみる。
「修理を申し込みたいんですが。」
「現在とても混んでいて、1週間以上先になってしまいます。」
「はい。それでもかまいません。」
「電話での受け付けはできないので、アップルのサポートページからお申し込みください。」
「サポートページにアクセスしても空きが無いんですが、どうすればいいでしょ?」
「Appleサポートというアプリはインストールされていますか?20分毎に情報が更新されるので確認してみてください。」
さっそくアプリをインストールし予約状況を確認してみたものの、予約できるのは1週間先までで、どこの店舗も空きはない。
これを20分毎にやるほど私は暇では無いので、このシステムは非常に不便である!!

ガラス修理は安くはない。
2016年に修理した時は14,800円だったが、娘が修理した時はガラスフィルムも勧められて合計23,000円以上かかったと聞いた。
それなら、いっそ新品に替えてしまった方がいいかも…ということで調べてみると、今でも新品の「iPhone SE」が買えることがわかった。
速攻で購入!!

IMG_7764.jpg今度こそ「最後のスモール」である。
酔っ払ったらスマホを触ってはいけない。