顔の見える電力へ -みんな電力-

2016年4月から始まった電力小売全面自由化と同時に、私は「原発を使わない」自然エネルギーを供給する電力会社に変更した。
パワーシフト宣言 〜電力小売全面自由化〜

"自然エネルギーを供給する電力会社" と一口に言っても、電源構成は会社毎に大きく異なっている。
しかし、「GREENa」には自然エネルギー100%のサービスがあったので、迷うことなくLooopでんきから乗り換えた。
100%自然エネルギーの使い心地 -GREENa-

その後、会社の電力も「GREENa」に切り替え、こと電気に関しては気分のいい状態が続いていた。
しかし、昨年の暮れ一通のメールが届いた。
「このたび当社は2022年2月1日を以って、低圧に係る電力小売事業をTGオクトパスエナジー株式会社に承継することとなりました…」
なんと、気に入っていた「GREENa」のサービスは閉鎖されてしまう事になった。

「GREENa」の閉鎖は2022年4月1日なので、ギリギリまで使おうと思っていた矢先、事業(契約)を引き継ぐTGオクトパスエナジー社より、移行手続きを催促するメールが届いた。
ちなみに、TGオクトパスエナジー社とは、イギリスに本社があるオクトパスエナジーと東京ガスとの合弁会社である。
東京ガスには、特段悪いイメージはないものの、なんとなく外資系の会社ってのが気になる。
しかし、最も「これはないでしょ!!」と思ったのが、届いたメール(HTMLメール)を見た時だった。

octopusenergy.pngあまりにもspamメールライクなデザイン、怪しげな文章とボタン。
その後、ブラウザでTGオクトパスエナジーを検索して同社のWEBサイトにアクセスして二度びっくり。
どんなに "我が社のサービスはいいでっせ" と言われても、「GREENa」の、クリーンでセンスのいいWEBサイトとは対極にあるような下品なデザインで、これは自分が契約する会社としてはあり得ない。
速攻で、自宅と事務所を他の電力サービスへ乗り換えることにした。

そして、探し始めてから1時間後に申し込んだのは、このサービス。

minden.jpgこのサービスは、私の仕事上も絡みのあるサービスなので、結果的にはいい乗り換えになった。
みんな電力」さん、いつまでも "顔の見える電力" を供給してください。