主役はどっちだ?! 〜有終の美〜

性懲りも無く「主役はどっちだ?!」の続きである。
ツーリングレポートが好きな方は、どうか今すぐこのページから離脱してください(^^;

3月11日の "計画編" で思いついた "立川に行くなら鉄板焼き" が、頭から離れない。
とりあえず "1時間足を延ばした先にある居酒屋" の女将さんに店の営業を確認してみようと、電話やメールをしてみるも連絡が取れない。閉店しちゃった?
仕方がないので、一泊二日は諦めて立川の鉄板焼だけでも行ってみることにした。

事前に電話で営業の状態を確認…営業してる!!
コロナ禍になる前は、定休日だけ注意していればよかったのに、蔓延防止の間はこれがめんどくさい。

開店時間目掛けて電車を乗り継いで行ったので、当然店には一番乗り。
いつもの席に座り、いつものように切り出した。
「数年ぶりに来ました。飲み物別で、◯,◯◯◯円でやってもらえますか?」
すると、ヘルプの女性からこう言われた。
「ごめんなさい、何を作るか考えなければならないのでメニューから選んでいただけますか?!」
いつもお任せで頼んでいたので面食らってしまった。
「あっそうなんですね…メニューを見たことがないので、少し考えさせてください。」
と言って、メニューを眺めていると、店主が声をかけてくれた。
「以前、クリスマス頃お二人でお越しいただいていましたよね?! お任せで大丈夫ですよ。」
マスクをしているのに、よくわかってくれたなぁ〜とビックリ。
ちなみに、"お二人" の片割れとは、ワンチャンと弟である。
昔は、年末に打ち上げと称して、飲み歩いていた。

IMG_7886.jpg無事注文が終わって、ビールに口をつけると同時に「お通し」が出された。
この店のお通しは、これだけで一品目である。

IMG_7887.jpgIMG_7888.JPG赤ワインのカラフェをもらって、二品目は玉ねぎとナス、三品目はホタテとイカ。
四品目は写真撮り忘れたけど焼カツ。

元々高級鉄板焼き店の店長を務めていた店主が独立したのは26年前で、偶然にも創業は私の会社と同じ年。
場所柄、高級な肉だけじゃなく庶民的なお好み焼きも出すことにした。
ところが、私はこの店でお好み焼きを食べたことがない。
「ここでお好み焼き食べたことないんですよねぇ。」
「小さいの焼きましょうか?」

IMG_7889.JPG極小お好み焼きがサーブされた。
美味い!

独立する前の店では、年に一度料理人のテストがあったらしい。
料理テストの定番はオムレツで…ってな話しを聞いていたら…
「作りましょうか? 食べられます?」
「ダイエットを無視すれば…」

IMG_7890.jpgササ〜っと作ってくれた。
満腹で、明日体重計に乗るのが怖い。

ちなみに、次のお客さん(カップル)がやってきたのは私が入店後1時間以上経ってから。
ご馳走さまっ!!
おかげさまで有終の美が飾れました。