日本人の選択

7月10日 日曜日は、第26回参議院選挙だった。
私は、朝一番で投票に行き、そのまま事務所に出勤。
結果はわかっていたので何の興味も湧かず、当日は開票速報も見ずにさっさと寝てしまった。

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それにしても日本人の選択は理解不能。
10年にもわたって酷い政治が続いているのに、選挙の度に現在の政権与党を信任している。
まるで、"私たちは貧乏と戦争が好きです" と言っているかのような結果になっている。

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これは、私が暮らす神奈川県の結果。
残念ながら、私が一票を投じた浅賀さんは落選。
上位4名は、自民-公明-維新-自民で、私達の暮らしを脅かす憎っくき "金魚の糞たち" である。

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東京都の状況もほぼ同じ。
3位と4位に、共産党の山添拓さん、立憲民主党の蓮舫さんが割り込んでいるのはイイとして、山本太郎さんより上位で生稲晃子(軽蔑しているのであえて呼び捨て)が62万票近く獲得して当選しているのがビックリ。
都民は彼女に何を期待して貴重な一票を差し出したんだろう?


選挙前に行われる街中でのインタビューを聞くと「政策を比較して…」とか言う人が多い。
しかし、この10年間で言えば、嘘つき政党の公約や金魚の糞みたいな候補者と、まともな政党や候補者の政策を比較する意味は無い。
また、何でもごり押しで決められる現与党が「経済を立て直す」ってアピールするのって、何かのブラックジョークですか?…って思う。

私が思うに、自民・公明・維新はもはや政党ではなく反社会勢力のようだし、国民民主党はただのコバンザメだと思っている

現在の選挙は、与党系政党(自民・公明・維新・国民民主)か野党かを選ぶのは、2つに分れた道の分岐点で、どちらの道に進みたいかを "国民が決める" 行為と考えればOK。
一方の道の先には「不平等と戦争と貧乏」があり、もう一方の道の先には「自由と平和とあたりまえの生活」がある。

しかし、今回の参院選では…
今回投票に行かなかった「約4,458万人」の人たちは、"どっちの道でもいいですよ〜" という選択をし、投票した「約5,799万人」の内「約38%」の人が、"不平等と戦争と貧乏の道がいいなぁ" という選択をした。
私には理解不能です。


最後に…
参院選投票日の二日前に安倍晋三が銃撃され死亡した。
安倍晋三の死を受けてネットでは「追悼」という言葉が溢れている。
追悼の意味は「死者の生前をしのび、その死を悲しむこと。」である。
そういう意味であれば私は違う。
私はちっとも悲しくない。
もちろん犯人は裁かれなければならない。
しかし、安倍晋三のやってきた悪行は何一つ明らかになっていないし、裁かれてもいない。
必要なのは、安倍晋三がついた山ほどの嘘について、今後も真相を明らかにしていかなければならない!! ということだけだ。