みんなのアスレチック 〜瑞牆山〜

前回の山歩きから2週間。
天気がいい日が続くので、再び計画を立てた。
今回は、瑞牆山と金峰山。
どちらも百名山で、かつ人気の山である。
ただし、金曜日は月末なので仕事の都合で休めない…とはいえ、土日は避けたい…ってことで、日月で行くことにした。

どちらの山も標高差が少ないので、"山に行かない" 山岳会の面々に声をかけてみた。
ところが、「山に行きましょう」と誘っているのに「キャンプに行きたい」と返事がくる始末で、1ミリも行く気がないらしい。
仕方ないので、今回は(も)女子1号と二人だけである。

IMG_9603_20221002.jpg10月2日 日曜日5時25分、圏央道を走っている。
今日もいい天気になる確率100%。

2時間半ちょっとのドライブで、瑞牆山の登山口があるみずがき山荘に到着。
案の定、駐車場は満車。
仕方がないので、迷惑にならない路肩に車を停めた。
昨日から来ている人も多いと思うけど、日帰りの人も多いはず。皆さん行動が早い。

IMG_9604_20221002.jpgみずがき山荘の前から登山開始。
今回の予定は、瑞牆山はピストンで今日下山し、そのまま金峰山近くの山荘に移動。明日は金峰山に登り、日帰り温泉に入ってから帰る。
ほんとは、瑞牆山に向かう途中にある富士見平小屋に泊まり、翌日そのまま金峰山に行く計画を立てていた。
しかし今回、とある事情で富士見平小屋には泊まらず、下山後2時間かけて車移動した先にある金峰山荘に泊まることにした。

IMG_9605_20221002.jpg歩き始めて間も無く、こんな大岩が現れた。
とにかくデカい!!

IMG_9610.jpg富士見平小屋の手前にある水場。
登山道から近いので寄ってみた。
容器の中身がちょっと気になるけど、とりあえず一口飲んでみた。

IMG_9613_20221002.jpg富士見平小屋はリュックを下ろさずに通過。
目の前に現れた一際デカい岩を目にして女子1号が一言。
「なんか桃みたい」
それを近くで聞いていた人が一言。
「桃太郎岩と言います(キッパリ)」
事前にどんな山かを調べていなかったことがバレバレである。

IMG_9618.jpg途中、大岩の下で休憩していた学生達。
面白かったので写真を撮らせてもらった。

IMG_9625.jpg大ヤスリ岩が近づいてきた。
この岩を巻いて岩岩の道なき道を進んで行く。

IMG_9627.jpgロープや鎖がある場所も出てくるけど、特に危険ではなく誰でも登っていける。
それこそ、幼稚園くらい(?)と思われるちっちゃい子から小学生、中高生、大学生から大人、そして我々のような還暦生まで大丈夫。
若い女性が綱渡りのように手を広げて細い木の上を歩いて下りて来た。
「チャレンジャーですねぇ」
「あっ!! はい〜」
誰もがアスレチックを楽しむようにニコニコである。

IMG_9635_20221002.jpgIMG_9639.jpg山頂に到着。
これぞ山頂、これぞご褒美的な絶景が広がっている。
山頂は比較的広いものの、土曜日ということで人も多い。
我々は木立の中に場所を見つけ、コンビニで買ってきたおにぎり弁当を広げた。

快調に下山し、今宵の宿に移動する。
移動時間が長いので、女子1号にビールを勧めた。私はノンアルだけど満足。
瑞牆山も山深かったが、金峰山は更に山深いところに入っていく。

2時間のドライブで金峰山荘に到着。
宿の主人が出迎えてくれた。
例によって到着ビールを先にもらい、その後でお風呂。
部屋もお風呂も清潔で言うことなし。
ちなみに、部屋は3部屋をぶち抜いた広い部屋で、これなら山岳会が全員で来ても余裕。

IMG_9644_20221002.jpgそして夕食は…なんと鉄板焼きだった!!
肉が出ていないけど、そのうち出てくるだろうということで野菜を焼いて食べ始めた。
肉はなかなか出てこない。そして厨房から宿の人もいなくなってしまった。
まさか野菜だけ?と思って、隣の他のお客さんのテーブルをチラッと覗いてみると…肉を食べている。
ふむ…これは出し忘れている確率100%。
隣の母屋に出向き、玄関でピンポンを押した。
「あの〜お肉って付くんですよね?!(^^;」
「あ〜〜ごめんさない!!」
ようやく肉にありつけた。

さて、明日は楽しみにしていた金峰山。
登山口は、ここから車で40分山奥に向かった先にある大弛峠である。

(2日目につづく)