計画実行 2日目後半〜大阪〜

13時半、京都居残り組の二人をホテル前で降ろし、大阪のホテルに向かう。
移動時間は1時間ちょっと。
おでん屋は16時に開店するので、できれば20分前までには着いていたい。
ホテルから福島にあるおでん屋までは、ドアto店の前まで40分くらいかかる…シャワーを浴びる時間はない。

大阪に来たのは10年以上ぶり。
どんな鉄道があって、それがどこを走っているのか、町の名前を聞いても、いったいそれがどの辺りにあるのかもわかっていない。
そもそも私は、横浜から東京に行く時でも、乗り換えにまごつく。
しかし、なぜかこの日は乗り換えが1回だけってこともあり、「時間通りに出ればちゃんと着く」という変な自信があった。
ホテルにチェックイン後、サコシュだけ持ってすぐにホテルを出た。
岸里玉出駅に着くと乗換案内で調べていた時間よりも早く電車が来たので、あれ?っと思いながらとりあえず乗車。
新今宮で乗り換えたものの、正しい電車に乗っているのかイマイチ自信がない。
車内にあった路線図を見ていたらなんとなく福島駅とは逆に向かっているような気がしたので、何駅か先の駅でドアが閉まる瞬間に飛び降りた。
反対側のホームに移動して、新今宮駅に戻り "やり直す" 。
昨日に引き続き、遠くの方から「やっぱり甘いのよね」という女子2号の言葉がハッキリと聞こえたような気がする。

どうにかこうにか、予定よりも15分遅れでおでん屋に到着。
16時前にも関わらず店は開店していて、外には10人くらい並んでいた。
これではお客さんが一回転するまで店には入れないけど、この店を楽しみにわざわざ大阪にやってきたので、他の店に行くという選択肢はない。

一人なので、早めに入れるかも…という淡い期待は叶わず、1時間近く待ってようやく店内に案内された。
瓶ビールとおでんを注文。

IMG_3245.jpegいただきます。
以前おでん鍋を仕切っていたおばさんは、数年前に引退したらしく、今は若い男性が引き継いでいる。
味は、昔と比べ少し変わっているような感じがした。

IMG_3247.jpeg変わらないものもある。
熱燗を入れる錫製の手作りタンポとぐい呑みは昔からのもので、私のテーブルに置かれたタンポは、まっすぐ注ぐと片口の脇からお酒が溢れてしまう。
コツを掴んだ2回目からは、少しだけ片口をズラすことで溢さなくなった。

IMG_3248.jpeg最後は春菊をもらって、ご馳走さま。

2軒目は、福島駅の高架下にあった韓国料理屋に行きたかった。
しかし、その高架下はすでに無くなっていた。
立ち退いたはずの店は、どこかで営業しているのだろうか?
福島駅の近くで "2軒目" を探してはみたものの、土曜日だからなのか人が多く、ピンとくる店もなかった。

IMG_3250.jpegたった一つ気になったこの店は、残念ながら定食屋だった。
近くに住んでいたら、お昼に来てみたい。

人混みの中が嫌になり、ホテルのある岸里玉出まで戻って店を探すことにした。

IMG_3261.jpeg例によってネットには頼らず、ひたすら路地裏を歩き回って店を探した。
見つけたのは、ベトナム料理屋。
そろそろお酒が切れ始めていたので、中を覗くことなく入店。

IMG_3252.jpegそこは、横浜にもよくある食材販売を兼ねた店だった。
奥の席で、常連さん家族が宴会をしている。

IMG_3260.jpegIMG_3255.jpegメニューから選んだのは、こんな料理とハノイビール。

IMG_3259.jpegせっかくなので、全てベトナム縛りで注文することにする。
次は、ベトナムの赤ワイン。

IMG_3258.jpeg次は、ルアモイ。

IMG_3254.jpeg壁には、モーニングサービスのメニューが貼ってあった。
近くに住んでいたら、朝に来てみたい。
いい気分になったので、お会計。

商店街をホテルに向かって歩いていると横道にシャッターが閉まった「玉二商店街」の看板があったので、写真を撮ってシュニンに送った。
すぐに返事があった。
主任曰く、なんでもこの地域は治安が悪いらしい。
そうなの?

さて、諦めが悪い私は、ホテルに戻ってから明日の天気を最終チェック。
ふむ…風はないけど、残念ながら終日雨模様。
知らない場所、知らない海で雨の中をキャンプするガッツはないので、明日は息子が思いついたアイデアを実行する。
それはそれで楽しいような気がしてきた。