ご褒美は餃子 浜松1日目〜浜名湖〜

一泊二日で浜名湖を走り、餃子と鰻を食べに行きましょう!!
ほんとは11/17-18で計画されていた今回の企画は、荒天延期となり、11/26-27で実施されることになった。
取りなおしたホテルの宿泊費は、11/17金曜日よりも、11/26日曜日の方が格段に安いので、結果オーライ。
美味いもんを食って飲む…という遠征街飲み企画は、私にとってはゴールデンウィーク以来である。

ちなみに、有名な浜名湖一周サイクリングコース「ハマイチ」ブルーコースの一周は約71キロ。
ロードバイクなら1日で走れる距離で、一般的には「浜名湖ガーデンパーク」が起点(終点)らしい。
しかし、折りたたみ自転車では1日40キロくらいがちょうどいい。
こんな計画を立ててみた。
まず大切なのは、初日のゴールが浜松駅近くのホテルということ。
目的の餃子屋さんは、浜松駅から徒歩で20分くらいの所にあるし、2軒目、3軒目の店も駅周辺で探したい。
そこで、初日は浜名湖の奥からスタートしホテルでゴール。
2日目は、ホテルから少しだけ電車で移動し、初日のスタート地点まで戻る…というのが計画。

参加者は、山岳会チャリ部の3名。
たった3名にも関わらず、この企画にやる気満々だったシュニンは「初日の飲み会に合わせて新幹線で行きま〜す。」となり、15時に浜松駅で待ち合わせることになった。
山岳会チャリ部は、いつになったら本格稼働するのだろうか…。

IMG_4362.jpeg11月26日 日曜日、8時50分に浜名湖の都筑海岸駐車場に到着。
泊まりの荷物は、来る途中でホテルに預けてきた。
曇り予報だったのに、何故か青空。

IMG_4365.jpeg準備を整え出発。
青空はなくなり、どんよりした曇り空に戻ってしまった。
我々の自転車はスピードがでないので、車道を避けながら走っていく。
自転車ナビの設定は「推奨コース」ではなく「坂道が少ない」ルート。

はままつフラワーパークの辺りまで来るとお腹が空いたので、昼飯の場所を探すことにした。
何が食べたいか…夜は餃子なので中華は避けたいし、鰻は明日食べるのでダメ、寿司屋って気分でもない。
Googleマップを拡大しながら探していると、パン屋の表示を見つけた。
「ぐーちょきぱん」というふざけた名前の店である。
行ってみることにする。

「ぐーちょきぱん」に着くと、小さいながらも自転車置き場があった。
自転車をロックしている間に、1号が席を取りに行く。
ところが、あっと言う間に1号が戻ってきた。
「今日はお客さんが多かったらしくて、あんパンが一つだけになっちゃったみたい。」
へ?
「せっかく寄ったんだから、とりあえず、あんパン一つだけでも味見したいよね?。」
と言っている矢先、1人の女性が店に入って行った…これで完全に売り切れである。
次のパンが焼き上がるまでは待てないので、別の店を探す。

少し離れた所に「いっぷく処 共」という名の店があるらしく、定食の写真がめちゃくちゃ美味しそうに見える。
行ってみることにする。
店の場所に到着しても、店が見当たらない…と思ったら、隠れ家のような佇まいで入り口がめちゃわかりづらい。
残念ながら定休日。

もう近くに店はない。
Googleの検索範囲を広げて店を検索すると、浜名湖産の牡蠣を使った「牡蠣カバ丼」を出してくれる「旬彩 一徳」という名の店を発見。
行ってみることにする。

Google先生が最短距離のサイクリングコースを案内してくれる。
通行止め。
ふむ…なかなか昼飯にありつけない。
迂回路は山越え。
自転車を押して歩く。
気が短い人なら機嫌が悪くなりそうな展開だけど、私はぜんぜん大丈夫。
この状況を楽しめている。

無事「旬彩 一徳」に到着。
やれやれ…自転車をロックしている間に、1号が席を取りに行く。
ところが、あっと言う間に1号が戻ってきた。
「まだ牡蠣が小さいので、牡蠣カバ丼は無いんだって。」
「何かあるでしょ?!(^^;」
ようやく昼飯にありつけることになった。

IMG_4367.jpeg私は、浜名湖産の牡蠣フライを注文。
ノンアルビールもフライも美味し!!

昼飯の店から、街中を17キロ走りホテルに到着。
チェックイン前なので、自転車をホテルに預けてから、シュニンと待ち合わせしている浜松駅に向かった。

IMG_4368.jpegシュニンと合流し、とりあえず駅ビルの中の店に入り到着ビールで乾杯。
本物のビールと刺身が美味し!!

餃子の店は、17時に開店する。
予約はできないので、少し早めに行くことにする。
シャワーを浴びてからタクシーで出発。
店の名前を告げただけで、運転手さんがわかってくれた。

IMG_4372.jpeg開店10分前に店に到着。
のれんが出ているので、ガラっと扉を開けてみる。
「のれんが出ていたので開けてみました。もう入れますか?」
まだ、入れないらしく店の前で記念撮影。

入店!!
まずは瓶ビールを注文し、メニューを眺めながら作戦会議。
この店のローカルルールとして、注文は一度に済ませなければならず、飲み物は冷蔵庫から勝手に取ってきてもいい。
まずは餃子を何個注文するかっである。
「ぎょうざ 大 15コ 1200円」と「ぎょうざ 小 12コ 980円」と書いてある。
ふむ…この大と小の違いはなんだろうか?
単価からすると、どちらも1個80円くらいなので、大きさの違いではないような気がする。
しかし、その差はたったの3個…いかにも中途半端な差である。
決まった!!
・ぎょうざ 大 15コ
・ぎょうざ 小 12コ
・串焼きミックス
・ホルモン焼き
を注文。

IMG_4375.jpeg串焼きミックスが到着。
4本なので、串にかぶりつくことはできない。
邪道ではあるけど、串から外して食べる。
美味し!!

IMG_4376.jpegIMG_4377.jpegぎょうざ大小が到着。
3人揃って、まずは大の皿から1個食べる。
ニンニクが絶妙で美味い。
次に、焦げ目がいかにも美味しそうな小の皿から1個食べる。
大と小の違いは数の違いだけだった。

IMG_4378.jpegホルモン焼き、美味し!!
瓶ビール3本で完食。
ご馳走さまでした。

大満足で、2軒目に移動…と言っても、次の店は決まっていない。
行きはタクシーだったけど、腹をこなす為に歩いて駅の方に向かう。
歩きながら、何が飲みたいかというアンケートが取られた。
ワインで決定。
Google先生に頼らず、若い連中が多い通りを避けつつ、良さげなイタリアンを探しながら歩く。
歩き回っても、なかなか見つけることができない。
さすがに疲れてきた。
早いとこワインが飲みたい…という欲望に負け、入ったのはなんとどこにでもあるサイゼ。
遠征街飲みのチョイスとしては、完全に負けである。

ところが!!
イタリアのワイン、ピザ(チーズ増量)、おつまみエビフライを注文して、料金は1人 620円!!
サイゼ恐るべし。

さて、問題は3軒目である。
お腹はいっぱい、今から日本酒って感じでもない。
歩いて店を探すのも疲れた…ってことで部屋のみで決定。
遠征街飲みのチョイスとしては、コールド負けである。

IMG_4379.jpegコンビニで買い出してして、ホテルに帰還。
問題は、誰の部屋で飲むか…である。
自分の部屋を使われたくはない。
山岳会ジャンケン(注1)で決めることにした。
 注1)山岳会ジャンケンでは勝った人が負けというルール

シュニンが勝ったので、部屋を拝借する。
各部屋はシングルの狭い部屋なので、椅子は一つしかないし、みんなで囲めるテーブルもない。
少し準備が必要である。
私の部屋から椅子を運び、コンビニの袋を被せたインフォメーションブックをバゲージラックの上に乗せてテーブルが完成。
途中で酒が切れたので、2度目の買い出し。
楽しい時間をありがとうございました!!
私は、綺麗な部屋に帰って寝ます。
おやすみなさい。

(2日目につづく)