税金の取り方 -自動車関連税-

自動車税の納付書が届いた。
私のA3は、排気量1000cc〜1500cc以下の車なので、課せられた税金は「3万4500円」。
ちなみに、軽自動車は「10,800円」、電気自動車やハイブリッド自動車は「約75%」減税される。
逆に、新車新規登録から13年を超える古い車は「約15%」増税される。
私のA3が新車登録されたのは、2012年1月なので来年払うは自動車税は、15%増税され「40,000円」近くになるのかな?!
1年に40,000円とは、実際どれくらいのお金なのか…月に直すと3,300円くらい。
今払っている携帯電話の今月の使用料は2,066円なので、それよりもだいぶ高い。

はてさて、日本国民は "自動車を持っている" という贅沢でも何でもない普通の事で、どんな税金を払わなければならないのだろうか?
購入時にかかる税金は…
 - 重量税
 - 消費税
車検時にかかる税金は…
 - 重量税
 - 消費税
定期点検時にかかる税金は…
 - 消費税
1年に1回かかる税金は…
 - 自動車税
ガソリンを入れる時にかかる税金は…
 - ガソリン税/石油石炭税
 - 消費税

最後に買った新車は、今から30年前のフォード・トーラス。
購入費用の明細は、とっくの昔に捨ててしまっているので、中古A3の例を出すことしかできない。
ただし(!!)、私のA3の車輌価格は「69万円(^^;」なので、あまり参考にはならないことを先に断っておく。
足確保 -アウディ A3 Sportback-

A3-web.png購入時
 - 自勤車税未経過相当額 21,708円
 - 消費税 58,624円
車検時(2回)
 - 重量税 49,200円
 - 消費税 23,478円
定期点検時(3回)
 - 消費税 22,886円
5月時(6回)
 - 自動車税 34,500円 X 6 = 207,000円
ガソリン
 - ガソリン税/石油石炭税 313,833円
 - 消費税 90,416円
 ※購入後 70,000キロ走行したので、燃費12キロ、ハイオク価格171円で計算

さてさて、払った税金の合計は…787,145円。
ここまで計算してみてわかったのは、ガソリン税がめちゃくちゃ高い!!ってこと。
2022年6月時点のデータを参考にすると、ハイオク価格のリッター171円に対して、ガソリン本体価格101.7円+ガソリン税53.8円で合計「155.5円」。
その価格に対して消費税が15.5円かかるので「171円」になる。
ここで気がついた人がいると思うけど、ガソリン税に対しても消費税がかかっている(怒)。
このことは、昔から「おかしんじゃねぇの」って思っていたけど、何故このインチキが国会で取り上げられないのか不思議でならない。
この高いガソリン税、海外では日本と比べてどうなのか?…って調べてみたら、意外にも日本は税率が低いってことがわかった。
しかし、二重課税されている消費税のこともあり、騙し取られている感が拭えない。

ガソリン税は、もともと「道路整備の財源に使用される」という目的で設定されたものだけど、今は一般財源化されている。
"フリーウェイ" と呼ばれているアメリカの高速道路が無料なのは誰もが知っていると思うけど、実はイギリスやドイツでも無料である(大型車はかかる)。
必要な税金は、こそこそ取るのではなく、名目をハッキリさせた上で、堂々と徴収すればいいと思う。
もし、日本のガソリン税が「道路整備税」と言う名前で目的税化され、首都高速を含む全ての高速道路が無料化されたら、文句を言う人はいないだろう。
もちろん、「法人税減額目的税」である消費税は廃止一択である。