触れる記憶 -Mimeo Photo Book-

これまで撮影した自分のカヤック旅からピックアップした写真を使って、総集編的なフォトブックを作りたいなぁ…と思っていた。

IMG_6001.jpg2018年12月5日までのログについては、当時あったフォトブックサービスの「Instantbook」で作成していた。
作成したInstantbookは16冊。
1冊に収録できる写真は60枚なので、800枚の写真が紙にプリントされていることになる。
しかし、数年前にInstantbookはサービスをやめてしまったので、その後の写真についてはプリントしていない。
そこで、今回はアップルの写真Appの標準サービスである「Mimeo Photos」を初めて使ってみることにした。

Macでの手順はこう。
STEP 1. 気に入った写真をピックアップしてアルバムを作る。
STEP 2. そのアルバムを選択した状態で、ファイルメニュー > 作成 > ブック > Mimeo Photos を選択。
その後は、Mimeo Photosのウィンドウが表示されるので、カバーとサイズそして、テンプレートを決める。

Mimeo Photosで作れるフォトブックは、カバーの違いで大きく分けて2種類。
ソフトカバーかハードカバーか…もちろんソフトカバーの方が金額的に安いけど、今回は背表紙もあるハードカバーを選択した。
そして、私が選んだサイズは "20cm x 20cm"。
私の写真は、コンパクトデジカメやiPhoneで撮ったものなので、写真のクオリティには全く自信がない。なので一番小さいサイズにした。

迷ったのは、テンプレート。
沢山あるデザインテンプレートから選ぶのは、サンプルを見てもパッとは決められない。
きっと、ここでめげそうになる人が少なからずいるはず。
私は、とりあえず使い勝手を知りたかったので、適当に選んで編集を初めてみた。

Mimeo Photosの編集画面はとてもわかりやすくて、写真の貼り付けやテキストの挿入も直感的にできるし、レイアウトの編集も簡単。
編集の途中で、カバーの種類やサイズを変えることもできるし、テンプレートの変更も可能。
せっかく自分のオリジナルフォトブックを作るのだから、時間をかけて、楽しみながらやってみるのがいいと思う。

完成しても、慌てて注文してはいけない。
最後に貼り付けたテキストのスペルを何度もチェック。
私は背表紙にブックタイトルを入れるのを忘れていた。

Instantbookは、一冊(9.6cm x 14.4cm、写真 60枚)の費用が送料込みで1,080円だった。
それと比較すると、Mimeo Photosの費用はまぁまぁというかだいぶ高い。
30ページ(20cm x 20cm、写真 51枚)で、本体価格は6,470円。
それに送料の1,925円(!!)を加えると…クオリティが違うので仕方がないとはいえ、この金額を見て即行でポチッと押せる人はどれくらいいるんだろ?
なんとかならないもんだろうか…と思いネットでググってみたら、いい情報を発見。
"Mimeo coupon" で検索すると、なんだか沢山ヒットした。
私は、あまりにお得過ぎるものは信用しないので、グッと我慢してMimeoの公式サイトからクーポンをもらうことにした。
https://mimeophotos.com/promotions/
25% OFF(!!)
充分である。

IMG_5997.jpgIMG_5998.jpg注文してから2日。
私のフォトブックが届いた。
何千枚もある写真から選んだ写真は、たったの51枚。
印象的な写真は無くても、印象的なツーリングは数え切れないほどあった。
自分と同じく相棒のウィスパーも老体になっているけど、これからも2冊目のフォトブックが作れるような旅をしていきたいな…と思っている。