カレー遠征 〜しらびそ小屋〜

IMG_7425.jpg12月15日 日曜日、朝5時にホテルを出発し、八ヶ岳へ向かっている。
初めて走る中部横断自動車道 (中部横断道)は、静岡県の清水と甲府を結ぶ高速道路。
早朝なので走っている車は少ないけど、片側1車線の道が延々と続くので意外に神経を使う。
もし遅い車に前を塞がれたら、相当ストレスが溜まるだろう。
先日、圏央道で神栖に向かっている時に遭遇した事故で、2時間近く1ミリも動かなくなったのもこんな片側1車線の道。
トンネルが多いこともあり、事故が起きないとしても、もし故障車などが立ち往生したら最後、数時間は路上に閉じ込められてしまう。

IMG_7427.jpg中央高速に入った。
車線が増えたことで、リラックスして運転できる。
左手が南アルプスの山々、正面では八ヶ岳がモルゲンロートになっている。

IMG_7436.jpg川俣川渓谷にかかる八ヶ岳高原大橋を通過中。
橋上からの眺めは素晴らしい。
この橋の清里側には駐車場があるので、もし夜中に橋の中央まで歩いて来たら、天然のプラネタリウムが見られると思う。
とっても興味があるけど、私はその時間は "運転できない人 (酔っ払い)" になっているので見ることができない。

IMG_7438.jpg松原湖入口を左折すると、タイヤが滑り始めた。
外の気温は零下5度。
みどり池入口方面と白駒の池方面の分岐の所で、チェーンを装着する。

IMG_7440.jpgみどり池入口方面の道は除雪されていないので、こんな雪道。
清々しい道だけど、路肩の状態がわからないので、対向車が来ないことを祈りながら走って行く。

IMG_7446.jpg分岐から2キロで、みどり池入口に到着。
駐車場空いてるかなぁと思いながら走ってきたけど、2台分の空きがあった。
気温は低いけど、風がないので暖かい。
アイゼンを付けて登山開始。
ここから、しらびそ小屋があるみどり池までは標高差530メートル。

IMG_7449.jpgしらびそ小屋までもう少し。

IMG_7453.jpgIMG_7459_20241215.jpgせっせと歩くこと1時間15分でみどり池に到着。
しらびそ小屋の喫茶は10時からなので、少しだけ早く着いてしまった。
小屋の中は灯りが点いているので、ガラガラと扉を開けたら入れてくれると思うけど、律儀に15分間外で待つ事にする。
池の上に積もった雪には誰かが歩いた跡がある。
その先に見える天狗岳の山頂は、吹雪いているかもしれない。
実際、この場所では時折突風が吹き雪が舞っている。

IMG_7461_20241215.jpgIMG_7463.jpg10時になったので入小屋。
おばさんに挨拶して、お目当てのカレーを注文。
窓の外では、時々ウソがお尻を向けている。

IMG_7465_20241215.jpg10時半に小屋を出て下山開始。
雪道の下山は楽チン。

IMG_7466.jpgみどり池辺りは冷えこんでいたけど、標高が下がるにつれポカポカになった。

IMG_7467.jpg2組のパーティとすれ違いながら40分で下山。
駐車場は、満車になっていた。
停まっている車のタイヤを見ると、私の車以外は全てスタッドレス。
最近のスタッドレスは性能がいいのかな?

本日のホストであるパーヤマからグループLINEに連絡が入った。
「何時ころ着く?」
「14時ころかなぁ」
私は、日帰り温泉の「八峰の湯」でさっぱりしてから別荘に向かう。
今日集合する連中は、清里辺りを観光しているらしい。
一緒に行動しなくて正解(^^

14時ちょい過ぎに別荘に到着。
車が停まっていない…まさか誰もいない?(^^;
ドアをノックすると、パーヤマの奥さんがドアを開けてくれた。
自分が一番遅い到着かな?って思っていたのに、まさかの一番乗り。
持ってきたスパークリングワインは、外に置いて冷やす。

(2日目の続きにつづく)