カーボンウィスパーの健康診断2025 〜葉山周辺〜

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ワンチャンが海から離れて久しい。
預かっているウィスパーは、時々バッグから出して海に浮かべている。
カーボンウィスパーの健康診断
そして、今年もカーボンウィスパーの健康診断を行うことにした。

IMG_0295.jpeg2025年12月29日 日曜日、葉山の海に来た。
3週間前の12月7日に「最近、葉山の海に浮かぶのは、新年の森戸詣での時だけである。」と言っていたばかりなのに、2回続けての "葉山" である。
ブル−・ブル−・ブル− 〜葉山周辺〜

IMG_0296.jpegCHAYAの横ではマンションが建築中。
そこに住める人は目の前が海、そして歩いて数歩でCHAYAでお茶が飲める。
そればかりか、レストランLA MARÉEでワインを飲みながら食事をしても、歩いて20秒で家に帰れる。

北浜の駐車場の最大料金が適用されるのは8時からなので、時間を調整しながらパーキングイン。
カヤックの入ったバッグを下ろして、さあ組み立てますか…と袖をまくった時に、目の前の窓が開いて、2才くらいの女の子が顔を出した。
「△□✖〰◑♪◈◎*☆◇」
「えっ何?」
「△□✖〰◑♪◈◎*☆◇」
何を言ってるのかわからない。
「おはよう〜」
「ハートの△□✖〰が◎*☆◇なの」
見ると、袖にハートの絵が入ったパジャマを着ている。
「かわいいパジャマだねっ」
ニコっと笑って、部屋の中に戻っていった。
5歳児に話しかけられることはあっても、2歳児に話しかけられたのは初めて(^^;

冬の寒さに加え、久しぶりに組み立てたカーボンウィスパーはスキンが縮んでいて、なかなか組むのが大変だった。
それでも、少しづつフレームを押し込みながら、なんとか組み立て完了。

昔ガラガラだった駐車場も、最近では徐々に利用者が増えてきた。
この日も、SUPで釣りに来ていた男性二人組が何やら楽しそうに話しをしていた。
カヤックを運ぶ際、その内の一人に話しかけてみた。
「釣れましたか?」
「実は、ひっくり返ってしまって…近くにいたボートに助けてもらったんですが全てを失いました。」
「えっ?!」
思わぬ返事にびっくりしてしまった。
「でも、近くにボートがいてよかったですね。」
この男性は、年の瀬に楽しい時間を過ごしに来たはずなのに、思わぬ災難にあったしまった。
でも、考えようによってはラッキーだったとも言える。
命を持ち帰れただけでも「ヨシ!!」である。

IMG_0299.jpeg9時半準備完了。
ワンチャンのカーボンウィスパーは、スキンの剥がれもなくパリッとしている。
今日は、午後から風が上がる予報なので、遠出はしない。
そして、我家の主人がお墓に行きたいというので、遅くても3時半までには家に帰りたい。
朝の気分で決めたのは…まずは久しぶりに長者ヶ崎へ、その後真名瀬海岸にある町中華「一番」でチャーハン&餃子、時間があったらコーヒーを飲んで北浜に帰る…というプランである。

PC290005.jpeg森戸海岸の沖に広がる定置網。

PC290006.jpeg菜島の鳥居と富士山。

PC290008.jpegそして葉山灯台。

PC290009.jpeg柴崎の先に、長者ヶ崎が見える。

PC290010.jpegそして、2年ぶりに長者ヶ崎に上陸。
誰もいない。
なぜか私のブルーウィスパーよりもキリっと男らしく、そしてシュンとして見える。

IMG_0305.jpeg美しい海岸。
暖かい季節だったら、仰向けに浮かんで漂っていたい。

PC290015.jpeg反対側にカヤックを運び、「一番」に向けて出発。
さっき上陸したのが葉山町で、今いる場所は横須賀市である。

PC290019.jpeg30分のパドリングで真名瀬に上陸。
パドル、スプレースカート、PFDをコックピットに入れ、気休めの盗難対策をしている時、一眼レフのカメラを持った男性が近づいてきた。
「どこまで行くんですか?」
「さっきまで長者ヶ崎にいて、帰る途中です。」
今日、富士山の写真を撮りにきたこの方は、普段はサーファーとかウィンドサーフィンの人を撮ってSNSにアップしているらしい。
実際に撮影された写真を見せてくれた。
風が吹き、海が荒れてる時ほどいい写真が撮れるチャンスとのことで、どの写真もダイナミック。
「これってどこから撮ってるんですか?」
「陸からですよ。600ミリの望遠で撮ってます。」
撮った写真はサーフクラブなどに持っていき、被写体の本人に渡しているらしい。
海で遊んでいる人達は、自分自身の写真を撮ることができないので、この方が撮ってくれた写真は、宝物になるだろう。
「カヤックは絵にならないのでダメですね。そもそも風の強い日は海に出ないし。」
「今度この黒いカヤックを見かけたら撮っておきます。」
「あっこのカヤックは友達のなので、いつもはこの色じゃないです。」
「何色なんですか?」
「ブルーです。」
「わかりました、覚えておきますね。」

開店時間になった。

IMG_0328.jpegIMG_0323.jpeg開店1分前、一番にはのれんが出ていた。
扉を開け「いいですか?」と尋ねると同時に見えたのは、すでにテーブルに座っている数人のお客さん。
常連さんあるある。
前回一番に来たのは2017年1月なので、なんと8年ぶりになる。
注文は朝から決めていたチャーハンと餃子。

一番の会計は、厨房の出し口で行う。
小さな店なのに、スタッフはご主人を含めて5人くらいいる。
「ご馳走様でした。良いお年を。」
「良いお年を。泳いで帰らないでくださいね。」
カヤックで来たことがバレバレである。

PC290020.jpeg思ったよりも時間が経ってしまったので、お茶菓子でコーヒーはできない。
ポカポカ陽気なのに残念。
12時半、出艇した北浜に向けて出発。
風が上がる気配はない。

PC290024.jpeg北浜は爽やかなブルーグリーンに輝いていた。

[カーボンウィスパーの健康診断結果]
3年前の健康診断では、スキンだけワンチャンのものを使い、フレームは自分のものを使った。
今回は、スキンとフレーム両方ともワンチャンのものを使った。
ワンチャン艇のバウセクションは微妙にスキンと合っていない感じで、ワンチャンが乗っていた頃、バウのフレームは二人がかりで抜いていた。
1番リブには、引っ張るためのフックをレイドバックさんが付けてくれている。
私がバウの先端を持ち、ワンちゃんがカヤックの中に潜り込んで1番リブのフックを引っ張って抜く。
今日は、組み立てる時からスキンがキツキツだったので、外す時は大変かも…って想像していた。
結果、バウセクションを外すのに10分くらいかかってしまった(^^;

IMG_0346_20251229.jpgIMG_0344_20251229.jpgスキンを畳む時にリブの欠片が出てきたので、チェックすると1番と6番のリブが欠けていた。
なんか変な力が加わったのかもしれない。
でも、組み立てには問題なし。
あとは、スターンセクションのキールバーのバンジーコードが伸びきっていること。
これは自分のカヤックも同じような感じなので、今度レイドバックさんに付け替えを依頼しようと思う。

IMG_0329.jpeg最後に…カヤックを組んだ時のスキン自体は「パンッ」としていて、フィルムの剥がれは皆無。
ハッチの防水シームは経年劣化で剥がれてしまっているけど、それ以外は問題なし!!
この状態を維持したいので、最後は紫外線対策としてプロテクタントを塗っておいた。

撤収が終わった後でワンチャンに状況を報告すると、こんな返事がきた。
「これから先もカーボンウィスパーに乗る事ありますかね…😅」
ぜひとも乗ってもらいたい(!!)ものである。