キャリアで楽しむファルト生活

カヤック キャリア

折り畳めるカヤックだからといって、必ずバッグに入れて持って行き、分解して持って帰る必要なんてまったくない。
フレームが海水で濡れた場合は、なるべく早めに潮抜きをして、結合部分に潤滑剤を塗っておいた方がいいけど、そうじゃなければ組みっぱなしでも問題ないように思うけど…違う?

ただ、船体布を紫外線に当て続けるのは、さすがに良くないかなあ〜と思うので、注意した方がいいかも。
夏は乗りきれる!

今使っているルーフキャリアのアタッチメントは、「スーリー ハル・ア・ポート プロ 837 -THULE Hull-a-port Pro 837-」で、カヤックを縦に積むタイプ。
はっきり言って、ファルトボートをカートップする場合は、横積みタイプのキャリアはダメ。
車の振動がカヤックに伝わり、フレームが縦にグラングランとたわんでしまう。
なので、スーリーで言えば横積みタイプの「スーリー カヤックキャリア 874 -THULE Kayak Carrier 874-」はNG。


ルーフキャリアのいいところ…
その一は、出艇・撤収場所での作業が大幅に少なくなること。
ウィスパーを例にとると、組立に25分、分解に20分くらいかかるけど、この時間が限りなくゼロに近づく。
夏に大汗をかきながら組み立ると、それだけでクタクタになってしまい、漕ぐ前から「ビール〜〜」ってなってしまうし、冬の早朝は寒さで手がかじかんで大変…な〜んてことから解放される。
撤収時に雨が降っていても、そのまま持って帰れるので超楽チン。

その二は、あたりまえだけど組んだまま移動ができること。
ただでさえ自由度が高い、フォールディングカヤックの自由度がさらに広がるので、旅の計画が立てやすい。


自分の車の全長は4,020mmなので、積載できるカヤックの最大長は4,422mm。
4,750mmのウィスパーを積むには「制限外積載許可申請書」を警察に持ち込んで許可をもらわなければいけない…が、正直に言うとまだ申請していない。

制限外積載許可申請書

この申請書を見ると、期間と出発地・経由地・目的地を記載しなければならない。
期間の記入は「年」まで書けるようになっているので、ひょっとしたら相当な長期間でも申請できるのかもしれない。
面倒臭がらずに、目的地別に申請しておきますかね。

(あとがき:2012.6.2)
警察に行って聞いてきた。
結果から言うと、私の車ではカートップしてカヤックを運ぶ事は現実的ではない。
詳しく見る⇨「私は運べない

(あとがき:2022.5.13)
「自動車の積載の制限」に係る道路交通法施行令の一部が改正された。
今後「制限外積載許可申請」は不要。
いつでも運べる -積載制限の改正-