七里ヶ浜の海は蒼かった 〜葉山大浜から江ノ島〜
2011年10月28日 金曜日の昼。
言い出しっぺの自分が、イイダーとワンチャンにメールする。
「明日、葉山から江ノ島まで漕ぎませんか?お昼は森戸の後楽でカキフライ」
ワンチャンから、速攻で返事あり。
「やった〜、
ほどなく、イイダーからも返信あり。
「お昼に奥様から日曜にカヤックに行っていいよと有り難いお言葉を頂いていたので、日曜を土曜に変更もOKとれました。
「葉山公園から江ノ島までは10キロくらいあるので8時半には出艇できるように、それぞれ葉山公園に集まるってのはどうでしょう?」
ん〜〜毎回あっさりと決まる。
出艇前の確認事項は3つ。
1)江ノ島まで一直線。
2)休憩はカヤックの上で。
3)森戸に折り返して後楽でカキフライ。
しかし、最終的な航行記録はこんな感じ。
ん〜〜なんか、どっかに立ち寄ってるし、森戸にも行ってませんねえ。
なぜ?
葉山から出るのは5ヶ月ぶり。
⇨トビウオは旋回する
"8時半には出艇"
そうか!
イイダーの頭の中では「シュッテイ=シュウゴウ」と見た。
これからは、それを見越して「シュッテイ時間」を連絡しよう。
"順調" に江ノ島まで一直線コースを行く。
絶好のカヤック日和に全員ニコニコ。
葉山公園には沢山のカヤッカーが集結していたにも関わらず、葉山界隈を離れるにつれガシガシ漕いでいるのは自分達だけになった。
由比ケ浜沖では、陸地から4キロほど沖合を行く。
1時間ちょっと漕ぎ進めたところで、ワンチャンに異変発生。
思ったよりも早くトイレタイムが近づいたらしく、江ノ島大橋の付け根の浜へ上陸希望とのこと。
はい了解。
20分経過。
ワンチャン「とりあえず一番近い浜へお願いしま〜す。」
真横を見ると山の中腹に「デラセーラ」が見えるので、七里ヶ浜に向かうってことね。
でも、あの辺りはサーフポイントだけど大丈夫なんだろうか…。
それと、トイレはあるのかな?
七里ヶ浜沖50メートルに到着。
沖からは見えなかったけど、サーファーがいっぱい。
しっかりサーフポイントですね。
上陸はちょっと難しいのでは〜〜っと思っている矢先に、ワンチャンがどんどん浜に近づいて行く。
これは、決死の上陸大作戦と見た!
なんとか大波が来ないうちにカヤックから降りた…と見えた瞬間…ド〜〜ン。
カーボンウィスパーが縦に舞い上がった!
ワンチャン撃沈。
知床の荒波上陸で鍛えられたイイダーがすぐに救助に向かうが、こっちは2次災害を恐れ20メートル沖でウロチョロ。
そんな場所でも、時々大波が背後でブレークし、ブルーウィスパーが思いっきり前屈みになる。
イイダー救助隊の助けを借りて、カーボンウィスパーを安全地帯に引き上げた後、ワンチャンは鎌倉高校前駅のトイレへ急行。
無地事なきを得た。
自分も波の少なめな所へ上陸。
ワンチャンは、サングラスも水筒も無くさず無事の様子。
いや〜ご無事で何より。
その後、自分も鎌倉高校前駅をお借りして、再出艇。
この時点で、12時を回っていたので、今日3番目の計画はボツ。
それよりも、江ノ島で昼飯を食べて、葉山へ帰還できるのか?(^^;
江ノ島沖を通過。
さすがに "この位置からの江ノ島" は、初めて見た。
釣り人や観光の人がいっぱい。
江ノ島アウトリガーカヌークラブの艇庫横の浜に上陸して、昼飯へ向う。
どうも写真を撮る時は、いつもイイダーがカヤックの前で屈んでいるなあ。
「少し濡れてるんですけどお…いいですか?」
参道に出た所すぐ横にあったハルミ食堂の人に、聞いてみたらオッケイ。
生しらす丼に、三杯酢と醤油をかけて美味しい昼飯をいただいた。
14時すぎ、江ノ島を離脱。
ワンチャンは、念には念を入れ店で2回もトイレを借りたので万全。
江の島大橋の下をくぐり一路葉山公園を目指すものの、目的地は見えない。
周りはヨットだらけ。
完全にアウェー状態の中を、よそ者3名が黙々と漕いで行く。
目的地はどこ?
1時間漕いだ。
3艇を筏にして、チョコクッキーとガーリックラスクで休憩。
風波があるので、それなりにユラユラする。
「けっこう近いですね〜。早く着けるかも。」
ん〜〜、またまたイイダーが甘っちょろい事を言っている。
風はまだまだ吹いてますぜ。
大海原を行くイイダーとワンチャン。
まだ16時前だというのに、すでに夕暮れ模様な空。
その場所から目的地を見るとこんな感じ。
はい、16時には着けませんっ!
漕いでも漕いでも近づかない様な気がする…。
16時半に到着。
荷物を降ろして車の所まで運んでいる時に、すばらしい夕陽が拝めた。
いろいろあったけど、今日はいい日だった。
平均速度は毎時5キロくらいだろうか。
イイダーの頭の中では「シュッテイ=シュウゴウ」と見た。
これからは、それを見越して「シュッテイ時間」を連絡しよう。
"順調" に江ノ島まで一直線コースを行く。
絶好のカヤック日和に全員ニコニコ。
葉山公園には沢山のカヤッカーが集結していたにも関わらず、葉山界隈を離れるにつれガシガシ漕いでいるのは自分達だけになった。
由比ケ浜沖では、陸地から4キロほど沖合を行く。
1時間ちょっと漕ぎ進めたところで、ワンチャンに異変発生。
思ったよりも早くトイレタイムが近づいたらしく、江ノ島大橋の付け根の浜へ上陸希望とのこと。
はい了解。
20分経過。
ワンチャン「とりあえず一番近い浜へお願いしま〜す。」
真横を見ると山の中腹に「デラセーラ」が見えるので、七里ヶ浜に向かうってことね。
でも、あの辺りはサーフポイントだけど大丈夫なんだろうか…。
それと、トイレはあるのかな?
七里ヶ浜沖50メートルに到着。
沖からは見えなかったけど、サーファーがいっぱい。
しっかりサーフポイントですね。
上陸はちょっと難しいのでは〜〜っと思っている矢先に、ワンチャンがどんどん浜に近づいて行く。
これは、決死の上陸大作戦と見た!
なんとか大波が来ないうちにカヤックから降りた…と見えた瞬間…ド〜〜ン。
カーボンウィスパーが縦に舞い上がった!
ワンチャン撃沈。
知床の荒波上陸で鍛えられたイイダーがすぐに救助に向かうが、こっちは2次災害を恐れ20メートル沖でウロチョロ。
そんな場所でも、時々大波が背後でブレークし、ブルーウィスパーが思いっきり前屈みになる。
イイダー救助隊の助けを借りて、カーボンウィスパーを安全地帯に引き上げた後、ワンチャンは鎌倉高校前駅のトイレへ急行。
無地事なきを得た。
自分も波の少なめな所へ上陸。
ワンチャンは、サングラスも水筒も無くさず無事の様子。
いや〜ご無事で何より。
その後、自分も鎌倉高校前駅をお借りして、再出艇。
この時点で、12時を回っていたので、今日3番目の計画はボツ。
それよりも、江ノ島で昼飯を食べて、葉山へ帰還できるのか?(^^;
江ノ島沖を通過。
さすがに "この位置からの江ノ島" は、初めて見た。
釣り人や観光の人がいっぱい。
江ノ島アウトリガーカヌークラブの艇庫横の浜に上陸して、昼飯へ向う。
どうも写真を撮る時は、いつもイイダーがカヤックの前で屈んでいるなあ。
「少し濡れてるんですけどお…いいですか?」
参道に出た所すぐ横にあったハルミ食堂の人に、聞いてみたらオッケイ。
生しらす丼に、三杯酢と醤油をかけて美味しい昼飯をいただいた。
14時すぎ、江ノ島を離脱。
ワンチャンは、念には念を入れ店で2回もトイレを借りたので万全。
江の島大橋の下をくぐり一路葉山公園を目指すものの、目的地は見えない。
周りはヨットだらけ。
完全にアウェー状態の中を、よそ者3名が黙々と漕いで行く。
目的地はどこ?
1時間漕いだ。
3艇を筏にして、チョコクッキーとガーリックラスクで休憩。
風波があるので、それなりにユラユラする。
「けっこう近いですね〜。早く着けるかも。」
ん〜〜、またまたイイダーが甘っちょろい事を言っている。
風はまだまだ吹いてますぜ。
大海原を行くイイダーとワンチャン。
まだ16時前だというのに、すでに夕暮れ模様な空。
その場所から目的地を見るとこんな感じ。
はい、16時には着けませんっ!
漕いでも漕いでも近づかない様な気がする…。
16時半に到着。
荷物を降ろして車の所まで運んでいる時に、すばらしい夕陽が拝めた。
いろいろあったけど、今日はいい日だった。
平均速度は毎時5キロくらいだろうか。
北東の風がずっと吹いていたので、往路は横波を受けながら、復路は風に向いながらのパドリングだった。
(photo:iPhone 4t)
(photo:iPhone 4t)
(あとがき)
カヤックを撤収しようとしたら、やたら内部に水が入っている。
おっかしいな〜と思いながら、荷物を出していると…プラティパスがパンク。
長いこと使ったからねえ。
それにしても、最近はシーソックとスプレースカートの防水機能が弱弱になっている。
そろそろダブルコーテッド仕様を買いますかね…ん〜出費。