不自由な一日の六国峠ハイキング

毎月第3土曜日は、夜19時から町内会の理事会がある。
その日は泊まりがけで出かけられないばかりか、遅くまで遊ぶ事もできず、飲みに行く事もできない。
あれ？…同じ様な事を前にも書いた気がする…
⇨空はもう秋～三戸浜から城ヶ島～

明日は明日で家庭の用事があるので、自由になるのは土曜日の昼間だけ。
あいにくの天気で風もあり、海には行けないので、久しぶりに自宅から鎌倉まで歩く事にした。
晴れ男なので雨は降らない。

自宅の玄関を出て10分も歩くと、鎌倉まで続くハイキングコースに出る。
歩き始めは肌寒く、フリースとトレントシェルジャケットを羽織っていたものの、誰もいない山道を少し歩くとパタロハ1枚でも寒くなくなった。

ただの町中ハイキングコースなので、珍しい花が咲いているわけではない。
でも、こんな花達だけでも凛とした秋の空気を感じられるので十分満足。

小学生の親子さん達で賑わっていた金沢動物園を通り過ぎ、ひょうたん池の脇を通って大丸山に向かう。
数年前まで整備中で入る事ができなかったこの湿地帯は、なんだかホタルがいそうな雰囲気。
来年、ホタルの時期になったら来てみようかな。

静かな大丸山の山頂でお湯を沸かし食事をしていると、とたんにハイキングやトレイルランのグループが大勢やってきて、たまたま「横浜市最高峰」と書かれた標識の近くにいた自分の周りは記念写真を撮る人達で溢れかえってしまった。
「ハイチーズ」という声でポーズをとる人の脇でラーメンをすすっているのがちょっとバツ悪い。

その後はいつもの様に天園の茶屋でビールをもらい一服。
まだ焚火の時期には早く、お目当ての竹酒にはありつけなかった。

明月院に向かう途中で由比ケ浜を見下ろせる場所がある。
天気がイマイチなわりには、しっかりと若宮大路を見る事ができた。
結果オーライ！「不自由な一日」をまあまあな感じで過ごすことができた。