海を越えてやってきた感動 -ダブルコーテッドシーソック-

PB090004.jpg カナダのフェザークラフト社から新しいダブルコーテッドタイプのシーソックが届いた。
ものすごく小さい箱だったので、何が届いたのかすぐにはわからなかった。

以前のブログを見ていた方は、きっとこう思うはず。
"えっまた買ったの?"
はい、たしかに2年ほど前、シーソックとスプレースカートをオールナイロンからダブルコーテッドに換えました。
アクセサリー フロム カナダァ〜

"てえ〜ことは2枚目?"
はい、2枚目なんですが、正確に言うと今回届いたのはリコールでの交換品。
どうも、2011年から12年に製造された製品に生地不良があったらしい。
この件の詳細についてはセタスさんのサイトが詳しいのでリンクします。
http://cetusnews.blogspot.jp/2013/01/feathercraft.html


2年前に交換した後、一旦浸水はなくなったものの、暫く使ううちに再び水が溜まるようになってしまった。
やっぱりどこかに小さな穴でも開いてるのかなあ〜っと思って諦めていた。

ところが、昨年ウィスパーを手に入れたタケさんのカヤックは、新品なのに最初から浸水していた。
調べたら、シーソックの生地不良があったって事がわかり、ディーラーに話したところ、無償で交換してもらえた。
その後は浸水ゼロ。
浸水の原因は、シーソックだった!

その話しを聞いて自分が購入した時期を確認してみたところ、不良品が販売されていた時期だってことがわかった。
"もしや自分のも不良品?" と思い、購入したディーラーに相談してみたら、すぐに交換品を送ってくれることになった…といういきさつ。

タケさんの話しを聞いた時も感動したけど、今度は自分の事だ。
ディーラーからもメーカーからも、本物の誠意が伝わってきて、再び爽やかな感動を味合わさせてもらった。
フェザークラフトのユーザで良かった!


国内では、メニューの詐欺表示(誤表示ではない)など、爽やかじゃない話しがあっちこっちで吹き出している。
日本人から、 "プライド" や "美学" は失われてしまったんだろうか?
そうは思いたくない。
自分が好んで通う食事処や居酒屋、小料理屋は、どこも仕事に対して誇りをもっているし、日本でもプライドを失っていないメーカーがある。
風車のプライド -ウインドミル Windmill-


さて、話しはシーソックに戻って、あらためて新旧ダブルコーテッド シーソックの比較をしてみた。
上が不良品で、下が改良品。
もちろん不良品の方は何度も使用したものだけど、それ以上に素材の違いがはっきりわかる。

PB090005.jpg PB090008.jpg PB090009.jpg ぜんぜん違う。
なんて言えばいいだろ…もっとゴワゴワした感じかな。
ちなみに、2年前に購入したスプレースカートの内側は改良品と同じ素材感だと今気がついた。

PB090006.jpg PB090007.jpg
不良品
改良品

シームテープはこんな感じ。
テープそのものが違うように見える。

さて、今度海に出る時は改良品のシーソックを使ってみる。
浸水は無くなるだろうか。
楽しみだ!